遺贈寄付の推進
2024-07-24 13:05:05

遺贈寄付の普及を目指す三者の協力協定締結について

遺贈寄付の普及を目指す新たな協定



2024年6月27日、京都市にて、認定NPO法人おてらおやつクラブ、一般社団法人日本相続知財センター本部、認定NPO法人テラ・ルネッサンスの三団体が、「遺贈寄付に関する周知協力協定」を締結しました。この協定は、遺贈寄付の理解を深め、より多くの人々にその重要性を伝えることを目的としています。

遺贈寄付とは?



遺贈寄付は、遺言を通じて自分の財産を団体や法人に寄付する仕組みです。その意義は、自らの意志で遺産の使い道を決定し、社会貢献を図ることにあります。日本相続知財センターの仲介で、2024年2月にはテラ・ルネッサンスとおてらおやつクラブのために、合計6,000万円の遺贈寄付が預けられました。

しかし、遺贈寄付を選択する人は非常に少なく、社会の認知度はまだ低いのが現状です。しかし、遺産を生かしたいと願う人々の潜在的な思いが多く存在していることも事実です。このような背景から、各団体が連携して遺贈寄付を広める必要があります。

連携の内容と今後の展望



協定に基づき、三者は互いに情報を共有し、遺贈寄付の意義を広める活動を行います。具体的には、遺贈寄付についての啓蒙活動やセミナーの開催を通じて、より多くの人々にその存在を認識してもらうことで、寄付文化の醸成を行います。

取り組みの一環として、日本相続知財センター本部の専務理事である鹿内幸四朗氏や、テラ・ルネッサンス理事の鬼丸昌也氏と、松島靖朗により遺贈寄付についてのオンライン対談が行われ、動画が制作されました。この講座に申し込むことで、動画の視聴が可能となります。視聴は無料ですので、ぜひご参加ください。詳しくは以下のリンクをチェック。

学校では教えない遺言♡寄付のすすめ~もったいないとほっとけない~

寄付による未来の希望



遺贈寄付は「どのような活動に役立てたいのか?」や「誰を守りたいのか?」といった、寄付を望む方の最後の想いを形にするものです。おてらおやつクラブは、子どもの貧困問題解決に向けて、多様な支援を行っています。寄付によって得られた資金は、困難を抱える子どもたちの支援に繋がり、未来の希望を育むことになります。

私たちの取り組みに参加し、多くの人々と共に遺贈寄付を通じて未来を明るく照らす活動を進めていきます。過去の「終わり」を新たな「始まり」に変える力が、遺贈寄付には秘められています。

各団体の紹介



認定NPO法人 おてらおやつクラブ


全国での子ども貧困問題の解決を目指す団体です。お寺からお供えされた食材を「おすそわけ」として、困難を抱える家庭に提供しています。

おてらおやつクラブの公式ウェブサイト

一般社団法人 日本相続知財センター


相続問題を専門とする税理士中心の団体で、遺言文化の醸成に努めています。特に、親なき後問題や空き家問題の解決に力を入れています。

日本相続知財センターの公式ウェブサイト

認定NPO法人 テラ・ルネッサンス


国際協力NGOとして、紛争や災害に苦しむ人々の支援を行っています。平和教育や政策提言も手掛けており、豊富な受賞実績を持っています。

テラ・ルネッサンスの公式ウェブサイト

この記事は、遺贈寄付の重要性を伝え、社会全体がこの仕組みに注目し、自らの意志で未来を築く手助けができることを願っています。


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会社情報

会社名
特定非営利活動法人おてらおやつクラブ
住所
奈良県磯城郡田原本町八尾40
電話番号

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