あずさ監査法人と慶應義塾大学がスタートアップ支援で協定締結
あずさ監査法人と慶應義塾大学が新たな協力を開始
2023年10月、有限責任あずさ監査法人(以下、あずさ監査法人)と慶應義塾大学が、スタートアップ創出および成長支援に関する合意を結んだことが発表されました。この協定は、近年の社会課題の複雑化や産業構造の転換に応じた、革新と持続的成長の必要性を背景にしています。
現代の社会課題とスタートアップの役割
昨今、私たちが直面する社会課題は多岐にわたり、特に地球温暖化や医療、エネルギー問題などがその代表です。これらの問題解決には、科学技術の進展や新しいアイデアが急務です。近年、大学などの研究機関から生まれるスタートアップがこの革新の担い手として注目を集めています。特に、ディープテック領域のスタートアップは、社会に大きな影響を与える可能性が高いと言われています。
この協定を通じて、あずさ監査法人は自らの専門的知識やグローバルなネットワークを駆使し、大学発スタートアップのサポートを強化します。両者の協力によって、新しい産業の創出や国際競争力の強化が期待されています。
協定の具体的な内容
本協定では、以下のような主な取り組みが約束されています。
1. 学術研究の成果を社会へ還元: 慶應義塾大学が持つ研究成果を実際に社会実装し、成果を実用化することを目指します。
2. スタートアップ・エコシステムの構築: 慶應義塾大学全体にわたるスタートアップ支援の infrastructures を充実させ、エコシステムを形成します。
3. 実践的支援プログラムの実施: 慶應スタートアップインキュベーションプログラムへ実際の支援を提供し、起業家の育成を行います。
この協定により、あずさ監査法人と慶應義塾大学が持つ資源と知識が相互に作用し、効率的なスタートアップ支援が実現されることが期待されています。
あずさ監査法人の概要
あずさ監査法人は、東京都新宿区を拠点に、全国で約7,000名の専門家を抱える大手監査法人です。監査証明業務を中心に、財務会計やESG、デジタル関連のアドバイザリーサービスを提供しています。特に、産業ごとの特性に応じたサービスを展開し、KPMGインターナショナルのメンバーファームでもあるため、世界142の国と地域に広がるネットワークを活かし、グローバルな視点でクライアントを支援しています。
結論
あずさ監査法人と慶應義塾大学の協定締結は、スタートアップシーンにおいて新たな支援体制を築く重要な一歩です。社会課題の解決に向けた持続的なイノベーションの促進が期待され、今後の展開に注目が集まります。
会社情報
- 会社名
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有限責任 あずさ監査法人
- 住所
- 東京都千代田区大手町1-9-7
- 電話番号
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