「MystructureNote」が日本建築学会教育賞を受賞
近年、建築設計の現場においては、構造設計の重要性がますます高まっています。その中で、株式会社構造計画研究所が開発した対話型構造計算ノートアプリ「MystructureNote」が、2026年度の「日本建築学会教育賞(教育貢献)」を受賞することとなりました。この受賞は、教育実践を通じて学生たちの構造力学への理解を深める試みが認められた結果です。
背景と課題
建築物の安全性を確保するためには、意匠設計から施工管理に至るまでの各段階で、構造に対する意識が欠かせません。しかし、技術が専門分化される中で、若手構造技術者や専門でない技術者が構造的直観力を育むことが難しくなっています。このため、思考プロセスを組織全体で共有するための仕組みが求められています。これに応える形で、「MystructureNote」が開発されました。
「MystructureNote」の特長
「MystructureNote」は、技術者が自ら建築構造を容易に検討できるよう設計されたデジタルノートアプリです。ユーザーはPCのブラウザやiPadアプリからアクセスでき、手描きによる操作でモデルを描くことができます。描いたモデルは即座に解析結果が表示され、試行錯誤の過程が記録として蓄積されるため、個人が持つ知識をチーム全体で共有することが可能です。
このアプリは教育機関でも高く評価され、多くの大学で導入が進んでいます。その中で、構造力学に対する学生の苦手意識を低減し、直観的な理解を促進するための独自性のある教育プログラムが成功を収めました。この成果が評価され、金子健作氏との共同受賞が決定したのです。
今後の展望
「MystructureNote」は、教育機関での活用だけでなく、多くの建設関連企業でも社内研修や設計、施工の現場で導入されています。今後は、建築を学ぶ若手から熟練のプロフェッショナルまで、あらゆる技術者に寄り添ったサービスを提供し、次世代の構造技術者の育成に尽力していきます。
会社紹介
株式会社構造計画研究所
1956年に設立された株式会社構造計画研究所は、工学知を活用して社会の課題解決に挑む技術コンサルティングファームです。「Professional Design & Engineering Firm」として、研究機関と実業界を結び、建築および防災、情報通信、製造業などの多様な分野で事業を展開しています。さらに、複雑化する社会課題に対する解決策を提供するため、日々努力しています。
お問い合わせ情報
製品や技術に関するお問い合わせは、株式会社構造計画研究所のマイストラクチャーチームまで。報道機関への連絡は営業・マーケティング推進室が担当しています。具体的な連絡先は以下の通りです:
「MystructureNote」は、構造設計に携わる全ての技術者にとって、未来の建築物の安全性と美しさを両立させるための重要なツールとなることでしょう。