サントリー英語化導入
2025-06-04 10:33:25

サントリーの業務システムが英語化、外国人従業員が働きやすい環境に

サントリーがデザインセンター内の業務システムを英語化



サントリーホールディングス株式会社が、そのデザインセンター業務システムをWOVN.ioという多言語化AIソリューションを通じて英語化したことを発表しました。この取り組みにより、海外拠点で働く外国人スタッフが言語の壁を取り除き、業務に集中できる環境が整いました。

グローバル化が進むサントリー



サントリーグループは、食品や酒類を扱う企業であり、近年は海外事業の拡大に力を入れています。2024年の予測では、売上収益の52%が海外からのものとなっており、すでに半数以上の収益を海外で上げている状況です。このため、デザインセンターの業務もグローバル対応が求められ、英語化が必要とされました。

デザインセンターでは、これまで進捗管理や受注・納品管理を行う円滑な業務システムを運用してきましたが、ますます多様化する外国人従業員への対応を可能にするために、システムの英語化は避けては通れない課題でした。しかし、日々行われる機能の開発に伴って英語版を適用するのは非常に困難であったため、WOVN.ioの導入が決定しました。

WOVN.ioの利点



WOVN.ioを導入した理由には、以下の3つが挙げられます。まず、コストと工数を抑えて短期間で多言語化が実現できる点です。このAIソリューションでは、1行のスクリプトを挿入するだけで導入が完了します。これにより、短い期間のうちに英語化システムをリリースできるとのことで、非常に高い評価を得ました。

次に、WOVN.ioは国際特許技術に基づいて開発されており、頻繁に更新されるコンテンツの自動検知・翻訳が可能です。これにより、業務の現場で必要なコンテンツをスムーズに翻訳し、システムに自動的に反映させることができます。

最後に、WOVN独自のAI翻訳プラットフォーム『Maestro』の精度や専門用語に対する対応力も大きな魅力です。デザインに関連する専門用語が多い業務の特性を考慮し、用語集機能により誤訳を防ぐ仕組みも評価されています。

プロセスの均一化に向けて



現在、サントリーのデザインセンターは、この新しい英語版業務システムを活用して、今後も新たな国や多様な従業員への対応に備えていく方針です。これにより、業務プロセスの均一化を推進し、全ての従業員が自分の職務に専念できる環境を整えていく予定です。

WOVNは、企業が直面する本質的なビジネス課題にリソースを集中できるよう、多言語化のための製品開発を継続していきます。ますます多様化が進むグローバル社会において、時代のニーズに応える企業戦略が求められているのです。

WOVN.ioについて



WOVN.ioは、多言語化を通じて企業のグローバリゼーションを加速させることを使命としているAIソリューションです。最大45言語、79の地域に対応し、現在18,000以上のサイトに導入されています。この技術の導入により、企業は多言語展開に関わるコストを削減し、運用もスムーズに行えるようになりました。

さらに、WOVNは、既存のWebサイトに簡単に導入できるため、企業の国際展開を支える重要な存在となっています。今後も多言語化に必要なソリューションを提供し続けることで、さらなる成長を目指しています。


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会社情報

会社名
Wovn Technologies株式会社
住所
東京都港区南青山2-26-1 D-LIFEPLACE南青山9F
電話番号
03-6434-0246

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