AIによるスピード入居審査を実現したアールエムトラストの新サービス

24時間365日対応可能なAI入居審査システム

アールエムトラスト株式会社が新たに導入したAIによる入居審査システムが、賃貸業界に変革をもたらすことが期待されています。このシステムは、2024年8月20日に稼働を開始し、従来の手続きと比べて圧倒的なスピードと効率性を提供します。

申込から審査までの流れ

この新システムによれば、入居申込は24時間365日受付可能となり、申込から本⼈確認、承認の回答まで最短5分で実施されます。この迅速な対応は、アールエムトラストが保有する40万件の入居申込データを基にしたAIスコアリング機能によるものです。スコアリングには、業種別の滞納率や官報の破産情報、携帯電話料金の支払い状況など、様々な情報が活用されます。

このプロセスにより、地域別の特性に応じた審査結果を迅速に提示できるため、入居希望者にとっても、賃貸業者にとっても大きなメリットがあるでしょう。

本人確認の新しい形

申込後、承認基準を満たした場合、アールエムトラストからSMSでリンクを受け取り、そこで本人確認を行うことが可能です。この本⼈確認は、必要な情報の入力から身分証明書の登録、顔写真の登録までをWEB上で一括して行えるハイブリッド型eKYCサービスに基づいています。これにより、申込者と事業者の双方の手間や時間を大幅に削減することが見込まれます。

イタンジとの連携

この新たなシステムは、イタンジ株式会社の賃貸住宅入居申込システム「申込受付くん」と強力に連携しています。このシステムは、入居希望者が必要な情報をWeb上で入力し、複数の関連機関にスムーズに情報が連携される仕組みを提供しています。仲介会社の利用率は高く、95.3%というデータもあり、年間107万件の電子入居申込数を記録しています。