岡山県出身シンガー千里-chisato- 新曲『Moonlight』の魅力
岡山県里庄町を拠点に活躍するシンガーソングライター、千里-chisato-が、最新シングル『Moonlight』のミュージックビデオを公開しました。公開日は7月25日、そしてこの楽曲はすでにApple MusicやSpotifyなどの各種音楽配信サービスでも聴くことができます。千里の音楽の背景には、特別なストーリーが隠されています。
サウンドの深みと美しさ
『Moonlight』は、「月のように包み込む愛」というテーマを持つバラードです。楽曲は月が太陽の光を反射し、他者を照らす愛の循環を表現しています。この新曲は、千里が2年ぶりにリリースする作品で、アレンジはVoice Entertainment Academyの講師Tommyが手がけています。彼は、楽曲のアレンジにおいて、月明かりの「揺らぎ」と「静けさ」を基盤に構成し、ピアノとシンセサイザーが美しく調和するよう工夫しました。
撮影場所の選定
ミュージックビデオは、岡山県内で唯一の本格英国建築、セント・パトリック教会で撮影されました。教会は18世紀のアイルランドから輸入された国宝級のステンドグラスを有し、その美しさが映像に深い印象を与えています。千里自身も2011年のクリスマスライブでこの場所を訪れており、今回の楽曲とこの教会の組み合わせは自然な流れでした。
たなびく美しいメロディ
Tommyは、『Moonlight』のデモ音源を初めて聞いた際、静かな夜の暗闇に差し込む月の光が頭に浮かんだと言います。彼は、千里の魅力的なメロディと歌声を引き出すために、アレンジを進めました。特に間奏の部分では、千里の歌声とピアノが対話しあうような構成になっており、リスナーが自分自身の心と向き合える瞬間を提供しています。
アーティストとしての軌跡
千里-chisato-は、2013年に本格的な音楽活動を開始し、以来多くのヒット曲を生み出しています。特に2018年のシングル「祈りそして願う」は、アメリカのiTunesチャートでヒットを記録し、同年の西日本豪雨の復興を支援するために制作された意義ある楽曲です。ライブ活動のみならず、CM楽曲の提供やラジオパーソナリティとしての活動も行っています。
まとめ
『Moonlight』は、千里-chisato-の音楽の深さと独自性を示す新たな一歩であり、楽曲を聴くことで月光の如く温かい愛を感じることでしょう。ぜひ、静かな夜にこの歌に耳を傾け、自分自身の心と向き合ってみてください。公式リンクから音楽ビデオもぜひご覧ください。