未生流大阪支部設立70周年記念いけばな展「花そよぎ」
2024年3月29日と30日、未生流大阪支部による「花そよぎ」いけばな展がマイドームおおさかで開催されます。この展示会は、未生流の創立70周年を祝うもので、江戸後期に創流されたいけばな流派としての伝統を感じることができる特別な機会です。
いけばな流派・未生流とは?
未生流は、流祖・未生斎一甫によって作られたいけばなの流派であり、その思想や技術は多くの当代の流派に影響を与えています。彼は「虚実等分」の理念を提唱し、自然の美をただ受け入れるだけでなく、人間の手で引き出すことによってさらに深い美を表現することがいけばなの本質であると説きました。この考え方は、幾何学理論と東洋哲学を融合させた独自のいけばな理論として体系化されています。
展示会の詳細
本展「花そよぎ」では、様々ないけ花が展示されるほか、両日13:00から15:00に「生け花体験コーナー」が設置され、無料で体験が可能です。これは未生流の技術を直接体験できる貴重な機会であり、どなたでも参加できます。入場料は無料なので、気軽に訪れることができます。
開催情報
- - 日付: 令和7年3月29日(土)・30日(日)
- - 時間: 10:00〜17:00(入場は16:30まで)
- - 場所: マイドームおおさか 2階 Bホール
- - 入場料: 無料
- - 主催: 未生流大阪支部
- - 後援: 未生流家元肥原慶甫
マイドームおおさかについて
マイドームおおさかは、大阪の中心に位置する都市型展示場であり、さまざまなイベントに対応できる空間が特徴です。約5000㎡の展示スペースを持ち、特に大ホールや6タイプの会議室が利用可能です。さらに大型エレベーターも完備され、スムーズな搬入・搬出ができます。また、近隣にはシティプラザ大阪などの宿泊施設があり、旅行者にも便利です。
まとめ
未生流の70周年を祝ういけばな展「花そよぎ」は、自然の美と人の手の美を感じる絶好の機会です。この貴重なイベントにぜひ足を運び、いけばなの魅力を体感してみてください。