ZEROがパーソルグループと提携しフードロス削減に向けた新たな取り組みを開始

ZEROとパーソルグループの新たな挑戦

最近、食品業界で注目を集めているZERO株式会社が、総合人材サービスを展開するパーソルグループと戦略的提携を結んだことが発表されました。この連携により、両社はフードロスの削減を目指す取り組みを加速させることを目指しています。

提携の背景

パーソルマーケティング株式会社は、企業向けの営業支援や人材派遣などのサービスを提供しており、クライアントの課題解決に貢献しています。その中で、ZEROが展開するフードロス削減BOX『ZERO BOX』を取り入れることで、企業のSDGsの取り組みや福利厚生の充実を図る試みが行われます。

さらに、2025年にはZEROとパーソルビジネスプロセスデザインが協業を開始し、パーソルグループのさらなる支援のもと、クライアント企業の課題解決やカーボンニュートラルの実現に向けた取り組みが進む予定です。

ZEROの取り組み

ZERO株式会社は、「地球上の貧困をゼロにする」というビジョンを掲げ、フードロスの削減を目的とした無人販売機『ZERO』の導入を行っています。このシステムでは、流通が難しい食品を再流通させ、無駄を省くことを目指しています。現在、全国各地に135台以上の『ZERO BOX』が設置されており、消費者や企業の従業員に利用されています。

設置された企業では、安価で購入可能な食品が手に入ることで、福利厚生の一環としても利用が進むことが期待されています。また、使われなくなった食品が廃棄されることなく再利用されることで、環境に対する負荷も軽減されるのです。

取り組みの展望

今後、ZEROとパーソルマーケティングは、まず首都圏での『ZERO BOX』の取り組みを拡大し、その後全国的に展開を進めていく計画です。これにより、さまざまな地域や企業規模でのフードロス削減とCO2削減を実現し、持続可能な社会へと貢献することを目指しています。特に、SDGs達成に向けての意識が高まる中、こうした取り組みはますます重要性を増しています。

組織概要

パーソルマーケティング株式会社

設立: 1987年1月
本社: 東京都新宿区
業務内容: 人材派遣、アウトソーシング

ZERO株式会社

設立: 2022年3月
本社: 東京都台東区
サービス内容: フードロス削減を目指す無人販売機の運営

このようにZEROとパーソルグループの提携は、単なるビジネスの枠を超えて、持続可能な未来を創るための重要なステップとなります。企業や消費者が協力して、フードロスを減らす取り組みが広がることを期待しています。