トレードピアお台場にて地域交流イベント「Meet The Neighbors!」開催

トレードピアお台場でつながる地域の絆

2025年10月9日、「トレードピアお台場」で行われた「Meet The Neighbors!」イベントは、地域の人々との交流を促進するために開催されました。このイベントは、テナントや近隣の人々が顔を合わせ、コミュニティを形成する場として志されたもので、昨年、一昨年に引き続き3回目を迎えました。

サステナブルなコミュニティの形成

「Meet The Neighbors!」は、いちごグループが主催し、サステナブルインフラ企業としての取り組みを反映したイベントです。地域のつながりを深めることにより、特に災害時の助け合い姿勢を身につけることが重要であると考えています。実際に、トレードピアお台場は避難所としても機能し、イベントを通じて地域の防災意識の向上を図っています。

今回のイベントでは、全館避難訓練や防災ワークショップ（消火体験）、さらには献血会なども開催され、多角的な視点から防災への意識を高めました。これらの活動は、地域の人々が互いに助け合うための基盤を築くことを目的としています。イベントには約350人の参加者が集まり、懇親会を通じて楽しいひとときを共有しました。

音楽で楽しむコミュニティの発展

今年の「Meet The Neighbors!」では、地域のスパイスファクトリー株式会社がプロデュースする「100万人のクラシックライブ」も大きな目玉となりました。この団体は、音楽を通じて地域コミュニティを活性化することに取り組んでおり、参加者に感動を与える生演奏を提供する重要な役割を果たしています。

また、当日は協力型アクションパズルゲームの大会も行われ、地域の企業やテナントから幅広い協賛を受けて豪華賞品が当たる抽選会も実施されました。これにより、地域の様々な企業や人々が一堂に会し、横のつながりを強化する機会が提供されました。

地域・ビジネスの共創

いちご地所株式会社の代表取締役社長である細野康英氏は、「お台場エリアはオフィス、商業施設、ホテル、住宅とすべてが揃った街ですが、街の魅力を高めるために、私たちは理想のオフィスコミュニティを創造していきたい」と述べています。また、アーバンファーミングプロジェクトやアーティストによる作品展示など、より良いコミュニティの形成に向けた取り組みも進められています。

一方、スパイスファクトリー株式会社の高木広之介氏は、「地域社会貢献の一環として、本イベントを通じて新たな共創の機会を実感する」と語り、持続的なコミュニティづくりに向けた意欲を示しています。

未来へ向けたビジョン

「Meet The Neighbors!」は、単なる交流の場に留まらず、地域と企業のつながりを創出し、未来指向のコミュニティを形成するための重要なイベントとして位置づけられています。いちご地所とスパイスファクトリーが手を組んで展開する音楽イベント「TokyoBay Harmony Fes!」も、地域の教育や文化活動の場として広がっていくことが期待されています。地域と企業が協力し、より強固な関係を築いていくための第一歩であるこのイベントは、今後も継続して開催される予定です。

地域の魅力を高めつつ、災害時の準備をすることは、コミュニティの存続にとっても重要です。「Meet The Neighbors!」は、そんな未来を見据えた取り組みの一環として、参加者同士の絆を深め、多様な経験を通じて新しい価値を創造しています。