AIさくらさん、近鉄日本橋駅へ
2024-07-03 13:37:10

進化する駅案内!近鉄日本橋駅に「AIさくらさん」導入、アバター接客で利便性向上

近畿日本鉄道(近鉄)は、2024年4月26日より、近鉄日本橋駅にAIとアバターによる接客システム「AIさくらさん」を導入しました。

「AIさくらさん」は、株式会社ティファナ・ドットコムが提供する対話型AIで、駅構内の案内、きっぷに関する情報、周辺の観光地情報などを提供します。日本語、英語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語の5言語に対応しており、訪日外国人観光客にも役立ちます。

近鉄では、2020年2月19日から大阪難波駅、近鉄奈良駅、近鉄名古屋駅、五十鈴川駅での実証実験を経て、大阪難波駅に「AIさくらさん」を導入していました。今回、近鉄日本橋駅への導入により、さらに多くの駅利用者が「AIさくらさん」の利便性を享受できるようになります。

近鉄日本橋駅に導入された「AIさくらさん」の特徴は、アバター接客機能です。AIだけでは対応できないお客様の質問や要望に対して、遠隔地の駅係員がアバターを通して対応することで、よりきめ細やかなサポートを提供します。同時通訳機能も搭載しているため、外国人観光客ともスムーズなコミュニケーションが可能です。

アバター接客は、駅係員の移動時間を削減し、業務効率の向上にも貢献します。従来は、駅係員がお客様の案内のために改札口間を移動する必要がありましたが、アバター接客を活用することで、遠隔地からでも対応できるため、時間と労力の節約につながります。

「AIさくらさん」は、最新のAI技術を搭載し、企業や自治体のDX推進をサポートしています。ChatGPTや画像生成AIなどの技術を取り入れ、短期間で独自のカスタマイズが可能で、運用やメンテナンスも自動化されています。

近鉄日本橋駅は、日本三大電気街の一つである「日本橋筋商店街(でんでんタウン)」や「オタロード」、人気の観光スポットである「黒門市場」に近く、訪日外国人観光客の利用も多いです。「AIさくらさん」は、多言語対応で、そうした観光客の質問にも対応することで、より快適な駅利用をサポートします。

「AIさくらさん」は、近鉄日本橋駅だけでなく、全国各地の駅や商業施設、Webサイト、電話など、様々な場所で導入され、DX推進を牽引しています。今後も、AI技術の進化とともに、より便利で快適なサービスを提供していくことが期待されています。


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