多言語情報発信
2023-04-24 13:00:01

稲城市、外国人向けの多言語情報発信を強化に注力

稲城市が新たな多言語化ソリューションを導入



東京都稲城市は、2023年4月1日から、外国人住民向けの情報発信を強化するため、最新の自動多言語化ソリューション『Cistate Translation Proxy』を公式ホームページに導入しました。この取り組みは、市内に住む外国の方々が、より安心して生活できる環境の整備を目的としています。

これまでも稲城市では、英語や中国語(簡体字・繁体字)、韓国語、スペイン語、ポルトガル語を使った情報発信を行っていましたが、従来の方法では翻訳精度の向上や細かい調整が難しいという課題がありました。今回の導入により、リアルタイムでの情報発信が実現し、AI翻訳の結果を容易に編集できるシステムが整いました。

自動化の利点



『Cistate Translation Proxy』の特徴は、公開されているウェブサイトから直接情報を取得し、その情報を自動的に多言語化して運用する点です。このシステムを利用することで、最低限の労力で多言語サイトを生成することが可能となり、URlの提供のみで言語の変更や追加も迅速に実施できます。これにより、外国人住民にとって、より親しみやすい情報提供が可能になります。

稲城市の担当者の声



稲城市の秘書広報課に所属する伊藤数馬氏は、これまでの取り組みを振り返りながら、「市のニーズに柔軟に対応してくれるサポートがあったので、導入にあたり非常に助かりました」とコメントしています。また、現在進めているホームページリニューアル時にも、この仕組みをそのまま活用できる点を評価し、早期の導入に踏み切ったとのことです。

未来への期待



今後、稲城市では翻訳精度の評価や用語の整備などを進めることで、さらに分かりやすい情報発信を目指しています。このような施策は、外国人が安心して暮らせる地域社会の実現に大きく寄与することでしょう。また、株式会社システートソリューションズは、今後も多言語化を推進するためのソリューションを提供し続けるとのことで、新たな展開が期待されます。

このような取り組みは、外国人住民にとって生活の質を向上させるのはもちろん、地域社会全体の国際化にもつながる重要なステップです。稲城市の公式ホームページは、興味のある方はこちらからご覧いただけます。

会社情報

会社名
株式会社システートソリューションズ
住所
東京都渋谷区恵比寿南1-1-1ヒューマックス恵比寿ビル8F
電話番号
03-6878-5790

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