ボストン・サイエンティフィックジャパンが新たな教育施設を宮崎にオープン

ボストン・サイエンティフィックジャパン、新施設リノベーション完了

ボストン・サイエンティフィックジャパン株式会社が、医療従事者向け教育の場「Institute for Advancing Science宮崎」をリニューアルオープンしました。この施設は1998年に設立され、国内外の医療従事者に向けて、ボストン・サイエンティフィックの製品を使用するための教育プログラムを提供してきました。本リノベーションにより、教育環境が一新され、より質の高い体験型トレーニングが実現されています。

自然を取り入れた快適な学びの場

新しいIAS宮崎は、宮崎の豊かな自然を取り入れたデザインとなっています。自然光が溢れる空間は、来訪者を心地よく迎え入れ、ボストン・サイエンティフィックのブランド理念を直接体感できるよう配慮されています。また、和紙の意匠が施された内装や高度な映像・音響ネットワークが搭載されており、参加者には快適で集中しやすい環境が提供されています。トレーニングの合間には、リラックスできるラウンジやアルコーブが用意され、参加者同士が自由にコミュニケーションを取れるスペースも設けられています。

国際的なトレーニングプログラムの強化

IAS宮崎では、グローバル基準に基づく信頼性の高い体験型トレーニングを提供できるように、施設がリニューアルされました。これにより、さまざまな地域の医療従事者が共通の基準でトレーニングを受けることができ、国際的な医療における一貫性と信頼性を高める取り組みが進められています。

実臨床の再現とプログラムの充実

新しい施設では、実臨床環境を再現したアンギオルームやバーチャルシミュレーターが導入され、講義及びインタラクティブなディスカッションに適したオーディトリウムも新設されました。医師と共同開発したカリキュラムは、製品や手技に特化した実践的なトレーニングに加え、地域医療の課題にも取り組むチーム医療型のコラボレーションプログラムを通じて、医療従事者に価値のある学びを提供しています。

地域貢献にも取り組む

さらに、IAS宮崎は地域貢献に力を入れており、地元の中学生や高校生を対象とした施設見学プログラムを実施しています。このプログラムは、若い世代に様々な職業や企業の役割を知ってもらい、将来の進路選択の手助けをすることを目的としています。

ボストン・サイエンティフィックの社長、森川智之氏は、「IAS宮崎は、私たちの理念や文化を体験として実感いただける特別な場所です。今回のリノベーションにより、より多くの医療従事者に安心して、かつ感性を刺激される学びの場を提供できることを誇りに思います」と語っています。

ボストン・サイエンティフィックは、医療テクノロジーのリーダーとして、患者さんの健康を向上させる革新的なソリューションを提供し続けています。教育プログラムの強化により、未来の医療を担うパートナーたちと共に、さらなる進展を目指しています。