女性経営者を支援する「NEW CONFERENCE」に登壇
2024年11月25日、東京で行われた女性経営者イベント「NEW CONFERENCE」第7回に、アジアンブリッジの代表取締役である阪根嘉苗が参加しました。このイベントは、東京都が主催し、女性の社会進出を促進するために設けられたもので、成長を志す女性経営者に向け、経営に必要な知識やスキルを提供することを目的としています。
イベントの概要
「NEW CONFERENCE」では、リアルとオンラインの両方で開催。テーマは「事例に学ぶ資金調達の実践的アプローチ」であり、その中でモデレーターを務めたのは株式会社A&Iの岡美智子様でした。彼女は、資金調達についての基礎知識を参加者に共有しました。
阪根は、2010年に自己資金で創業した過程や、その後の資金調達の進化について語りました。彼女は、政策金融公庫からの融資や、銀行の融資、さらにはベンチャーキャピタルからの出資に至る道のりを具体的に説明しました。特に、J-Shipsという特定投資家向け銘柄制度を活用した資金調達の変遷にも触れました。これにより、参加者は資金調達に関する具体的な事例を知り、自身のビジネスにどう活かすか考える機会を得ました。
資金調達の実際
阪根は、初めて銀行から融資を受けた際の体験や、その理由についても語りました。彼女は、資金調達がビジネスにどのように影響するのかを具体的に考えることが重要であり、信頼できる相談相手を見つけることが不可欠であると強調しました。また、企業家として覚悟を持って資金調達に臨む姿勢についても触れ、参加者に向けて勇気を与えました。
参加者へのメッセージ
イベントの最後には、「日本には企業家を支えるセーフティネットが存在します。自らの想いを大切にし、やりたいことがあるなら、ぜひチャレンジしてほしい」との言葉を参加者に送りました。必要な時には資金調達を行い、自己資金で事業を進めていく選択肢があることを再確認し、多様な方法でのビジネス展開を促しました。阪根の力強いメッセージは、参加者一人ひとりの心に響いたことでしょう。
アジアンブリッジについて
アジアンブリッジは、2010年に設立され、「国境を越え、喜びを届ける」というビジョンのもと、日本企業の海外進出を支援しています。具体的には、台湾やタイに現地法人を設立し、海外マーケティングやEC販売支援、貿易など、様々なサービスをワンストップで提供しています。これにより、日本商材をアジアに広め、幅広いビジネス機会を創出しています。
代表取締役 阪根嘉苗の略歴
阪根嘉苗は2004年にリクルートグループに入社し、営業や人事の部門を経て、2010年にアジアンブリッジを設立しました。彼女は、日本企業の台湾進出を成功させ、2016年からはより包括的な支援を行い、100億以上の海外流通を実現しています。早稲田大学大学院を卒業後、アジア太平洋研究科で学び、国際的な視野を持ったリーダーとして活躍しています。
アジアンブリッジは、今後も多くの女性経営者を支援し、明るい未来へと導いていくことでしょう。