永谷園グループ、サステナビリティレポート2024を公開
株式会社永谷園ホールディングス(社長:永谷泰次郎)が、2023年度のサステナビリティ活動をまとめた「永谷園グループサステナビリティレポート2024」を公開しました。2024年11月20日(水)にホームページで発表され、同社の持続可能な社会づくりに向けた取り組みが詳しく紹介されています。
このレポートは、2022年12月に制定された「永谷園グループサステナビリティ方針」を基に、ESG(環境・社会・ガバナンス)視点からの課題解決に取り組む姿勢が強調されています。グループ全体でのサステナビリティ推進体制が構築され、「食を通じて幸せで豊かな社会づくり」に貢献することを目指しています。
レポートの主な内容
このサステナビリティレポートには、以下のような主なセクションが含まれています。
1.
トップメッセージ
社長からのメッセージを通じて、企業のビジョンや理念が伝えられます。
2.
サステナビリティマネジメント
サステナビリティ方針や推進体制、サステナビリティ委員会の役割が説明されています。
3.
マテリアリティ
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食の安全安心
食品業界において、消費者の信頼を維持するための施策を重要視しています。
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気候変動への対応
今回は、TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)に基づく情報開示が行われ、気候変動関連のリスクや機会に関する取り組みが示されています。
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資源循環・廃棄物削減
環境保護に対する具体的な施策が含まれています。
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持続可能な調達
原材料や製品の調達において、環境に配慮した選択が重要であるとされています。
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人権への対応
従業員や関連するステークホルダーの権利への配慮が強調されています。
4.
ステークホルダーエンゲージメント
社会との対話を通じた透明性の確保が重要視されています。
5.
ガバナンス
組織の透明性と責任ある経営体制について述べられています。
このレポートの特筆すべき点は、表紙にアップサイクルアートとして知られる「パラリンアート」の作品『緑生まれる』を使用していることです。このアートは、障がい者の芸術表現を支援することで社会参加と経済的自立を促進する活動の一環です。
レポートのアクセス
「サステナビリティレポート2024」は、以下のリンクからアクセス可能です。
永谷園ホールディングス ホームページ
このように、永谷園グループの「サステナビリティレポート2024」は、持続可能な社会に向けた同社の取り組みを具体的に示す重要な資料となっています。食を通じた社会貢献の姿勢は、企業の責任としてますます重要性を増しています。このレポートを通じて、未来の社会をより良くするための道筋が示されているのです。