ピーアンドアイがUptale社と提携
株式会社ピーアンドアイ(東京都港区)は、VR教育プラットフォーム「Uptale」の販売代理店契約を締結しました。このプラットフォームを通じ、ユーザーはコードを使わずに自由にVRコンテンツを作成・修正することが可能になります。この新たな事業展開により、ピーアンドアイはこれまでの情報エンジニアリングのノウハウを生かして、ユーザーエクスペリエンスの向上に貢献することを目指します。
Uptaleの特長
「Uptale」は、360°のバーチャルリアリティ体験を提供し、従来のフィールドトレーニングの内容を革新します。ユーザーが撮影した現場の状況を活用し、インタラクティブな教育コンテンツをノーコードで制作することができます。この技術により、効率的なトレーニングが実現し、時間やコストを大きく削減することが期待されています。
例えば、建設現場や医療現場において、リアルなシミュレーションを通したトレーニングが可能となります。特に危険を伴う作業においては、事前にVRトレーニングを行うことで、従業員の安全意識を高めることができるでしょう。
様々なユースケース
この技術は多種多様な業界での応用が可能で、教育やヘルスケア、製造業など様々な分野での活用が見込まれています。特に、VRを用いた研修は、従来の教室型やオンサイトでのトレーニングに比べて、より柔軟で効率的な学習環境を提供します。
価格プラン
Uptaleの料金プランは、100ユーザーを対象にしたスタンダードな月額600ドルのライセンスが用意されています。契約は基本的に年間契約となり、1名の編集権限者が利用可能です。より多くのユーザーが利用できるプランもあるため、ニーズに応じてお問い合わせが推奨されます。
今後の展望
ピーアンドアイは、イマーシブテクノロジーの進化に伴い、市場の持続的成長を見越しています。特に、ヘッドセットや各種センサーの技術進化により、より多くの企業がVRトレーニングを導入することが予想されます。これにより、現場トレーニングの効率化やデジタルトランスフォーメーション(DX)推進の一助となることを目指します。
働き方の多様化が進む中、ピーアンドアイは製造業やサービス業における従来のトレーニング方法からの脱却を図り、誰でもどこでも受講できるVRトレーニングプログラム「Uptale」を通じ、現場教育の効率化を実現していく予定です。
会社概要
- - 商号:株式会社ピーアンドアイ
- - 代表者:代表取締役社長 水窪 健寛
- - 所在地:東京都港区虎ノ門1-1-12 虎ノ門ビル4F
- - 設立:1989年2月
- - 事業内容:アプリケーション開発、システムインテグレーション及びサービスの開発・販売
- - 資本金:7,900万円
- - URL:https://www.pandi.co.jp/
この新たな取り組みによって、ピーアンドアイは業界の進化に貢献していく所存です。