大麻・CBDニュース振り返り
2022-12-28 20:23:33
2022年 大麻・CBDニュースの重要トピックスと展望
2022年は大麻とCBDに関するニュースが世界中で注目され、多くの出来事が報じられました。その中で、特に注目されたのがタイによる大麻合法化の施策です。2022年6月9日、タイはアジア初の国として医療用の大麻を合法化しました。この動きは日本国内でも大きな話題となり、タイ国内では関連ビジネスが急増しています。多くの投票者が、この合法化を喜び、日本でも同様の動きが進むことを願っています。
次に、Amazon JapanがCBD商品の販売を許可したというニュースも大きな反響を呼びました。これにより、CBD製品が一般の消費者にも手に入れやすくなり、CBD市場がより身近な存在となりました。投票者の中には、この出来事を通じて、CBDの理解が深まり、安心して製品を購入できる印象を持ったと語る人もいました。
さらに、HHC(ヘキサヒドロカンナビノール)が指定薬物に指定されたニュースも、多くの反響を集めています。HHCは2022年初頭に国内で人気を博した成分でしたが、その精神活性作用が問題視され、短期間で規制対象となりました。この一連の流れに衝撃を受けた投票者も多く、今後の大麻関連成分に対する規制動向に注目が集まっています。
2022年の大麻・CBDニュースを振り返ると、国際的には様々な動きがあったことがわかります。アメリカではバイデン大統領が大麻非犯罪化に関する声明を発表し、大麻に対するプラチナビジョンが示されました。また、欧州ではドイツが大麻合法化に向けた計画を発表し、過去の規制緩和に向けた動きが強まっています。
対して、日本でも少しずつですが、大麻由来成分に対する見方が変わりつつあります。岸田政権の「骨太の方針」に「大麻」という言葉が記載されたことから、大麻産業への規制緩和が期待されており、業界としても注目が集まっています。
2023年には、大麻取締法の改正が進む可能性があります。現在、厚生労働省の有識者会議で大麻取締法の見直しが議論されており、規制の見直しが期待されています。これにより、精神活性成分であるTHCに重点が置かれ、CBDに対する研究や治験が活発になる可能性があります。この流れが進むことで、CBD市場はさらに加速し、大麻作用に対する理解も深まるでしょう。
さらに、大手企業の参入も見込まれています。大麻関連の規制が明確化されることで、企業が安心してCBD市場に参入することが可能になります。これにより、購買の選択肢が増え、またクオリティの高い製品が手頃な価格で手に入れられるようになるでしょう。
加えて、気になるのが脱法ハーブに関連する動きです。精神活性作用を求める消費者層が一定数存在するため、新たな成分の流通がはじまる可能性もあります。このような流れが過去に繰り返されてきた歴史もあり、今後も注視する必要があります。
2022年を通じて、大麻・CBD市場がどのように変化してきたのか、また2023年に向けてどのようなシナリオが考えられるのか、これからの動向に目を向けていくことが求められます。特に、CBD産業の健全な発展と、消費者の安全を守るための規制のあり方について引き続き議論していく必要があります。
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