熊本県芦北町とスクーの連携について
2024年11月25日、株式会社スクーは熊本県芦北町との連携協定を締結しました。これは、教育を通じた地域活性化や人材育成への貢献を目指すものです。この協定により、スクーが提供する8,500本超のオンライン学習コンテンツへのアクセスが、芦北町の住民に解放されます。これにより、地域のITスキルを向上させ、さらなる雇用機会の創出に繋がることが期待されています。
連携協定の背景
芦北町は、熊本県南部に広がる自然豊かな地域で、人口は約15,000人です。近年進んでいる高齢化問題を抱えながら、町は持続可能な発展を目指し、外部からの企業誘致に力を入れています。しかし、進出企業の増加に対するIT人材の供給不足が深刻な課題となっており、地域の人材育成が急務とされています。
そのため、スクーは8,500本以上のオンラインコンテンツを通じて、住民が自ら学ぶ機会を提供し、地域のITリテラシー向上を図ります。この取り組みは、ビジネスに必要なポータブルスキルを獲得することにも繋がり、地域の雇用創出に寄与することが見込まれています。
ワーキンググループの設立
この協定は単なる連携に留まらず、実行に移すための具体的な施策が計画されています。スクーと芦北町は協力し、地域に特化した人材育成のためのワーキンググループを設置します。進出企業も参加し、本当に効果的な取り組みを模索することで、より実効性のある人材育成が図られます。
協定の具体的内容
この協定により、以下のような具体的な提携が実現します:
- - 対象者: 芦北町住民
- - 「Schoo」の提供: 指定された場所でWi-Fi接続を使用し、自身のデバイスでオンライン学習が可能になります。
指定場所は、芦北町総合コミュニティセンター(熊本県葦北郡芦北町大字花岡1647)となります。今後1年間、住民はスクーのオンラインコンテンツを簡単に利用できるようになります。
株式会社スクーについて
スクーは「世の中から卒業をなくす」を掲げる企業で、特にインターネットを利用した学習の場を提供しています。2012年からスタートした「Schoo for Personal」では、社会人が学ぶべき内容をフィーチャーした生放送授業を無料で配信し、これまでに約115万人が登録しています。企業向けには「Schoo for Business」で研修プログラムを展開、約4,000社に導入されています。
さらに、スクーは日本全国に約58の自治体と提携し、地域における遠隔教育の普及を進めています。このような取り組みを通じて、「未来の暮らし」を実現するための基盤を構築し、新たな可能性を切り開いています。スクーの教育プログラムが地域社会にもたらす変化は、今後の動向が非常に楽しみです。