障がい者雇用促進
2025-12-15 14:50:07

ハウスあいファクトリー、厚労省から"もにす認定"を取得

障がい者雇用の新たなモデル、ハウスあいファクトリー



大阪府東大阪市に本社を置くハウスあいファクトリー株式会社は、厚生労働省から「もにす認定」を取得したと発表しました。これは、障がい者雇用に関する優れた取り組みを行っている中小企業に対する認定制度であり、同社はスパイス製品の製造を通じて、障がい者と健常者が共に活躍できる環境を整えています。

なぜ「もにす認定」なのか?


「もにす」は、「もにすキーブレイン」(の略称)で、障がい者が安心して働ける職場環境を整備していると評価されたことを意味しています。ハウスあいファクトリーは、2009年の設立以来、障がい者と健常者が支え合いながら働くことができる事業運営を行なっており、その努力が認められました。認定授与式は、2025年12月9日、大阪労働局ハローワーク布施で行われました。

障がい者が活躍する職場づくり


ハウスあいファクトリーの特徴は、障がい者が約60%を占める従業員構成です。障害を持つ社員には、聴覚、知的、精神など多様な背景があり、それぞれの特性に合った業務環境を整えるために様々な工夫がされています。たとえば、聴覚障害者には、作業中の生産設備の運転状況を光や色で感知できるシグナルタワーが設置されているほか、迅速な対応ができるように呼び出しボタンも導入されています。

このように、安全で健康的な職場作りを目指すハウスあいファクトリーは、社員が互いに尊重し合う文化を重視し、定期的に学習会やイベントを開催しています。これにより、全社員が社会人としてのスキルを高め、健全な生活を送るための支援が行われています。

障がい者が生産に貢献する意義


特例子会社としての認定を受けたことで、ハウスあいファクトリーは、障がい者が生産過程で果たす役割の重要性をフォーカスしています。スパイス製品の製造という専門的な分野において、合理的配慮が提供されることで、社員は自らの能力を最大限に発揮し、それが製品の質に繋がっているのです。

ハウスあいファクトリーの目指すところは、愛情のこもった製品を通じて、ふれあいや助け合いの場を創造することです。コミュニティ全体がその成果を享受できるように、社会に求められる企業であり続ける努力が行われています。

社会貢献と未来への展望


ハウス食品グループ全体でも、障がい者の雇用拡大を進めており、2024年から民間企業における法定雇用率が引き上げられることを受け、さらに多くの障がい者が職場で活躍できる環境を整えることが期待されています。ハウスあいファクトリーの取り組みが、他の企業にとっても良い手本となり、障がい者雇用の柱となることを願っています。

このような企業の存在は、社会全体が多様性を受け入れ、互いに支え合う環境の重要性を再認識させてくれるものです。ハウスあいファクトリーの今後の活動から目が離せません。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

会社情報

会社名
ハウス食品グループ本社株式会社
住所
東京都千代田区紀尾井町6番3号ハウス食品グループ本社ビル
電話番号
03-3264-1231

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。