キャロライン・ポラチェック、新曲「On The Beach」を発表
アヴァン・ポップ界の女神、キャロライン・ポラチェックが、小島秀夫監督の最新作『Death Stranding 2: On The Beach』から新曲「On The Beach」をリリースしました。この曲は彼女にとって初めてのゲームサウンドトラック参加となり、ポラチェックの独特な音楽スタイルが、ゲームの壮大な物語と見事に融合しています。
ゲーム音楽の新たな地平を切り開く
ポラチェックは、今回の楽曲をダニー・L・ハールと共作し、共同プロデュースを手掛けました。曲はメタリックなシンセ音と打楽器によるダイナミックなリズムが特徴で、彼女の重層的なボーカルが高揚感を生み出します。この作品は、ゲームにおける音楽の重要性を再認識させるもので、聴く者を深い感動に包み込みます。さらに、この曲は「On The Beach ('Timefall Mix)」というB面曲も伴い、見事なストリングスアレンジでさらなる魅力を与えています。
ダイナミックなビジュアルとともに
ポラチェックは、独創的なミュージックビデオも発表しました。ゲームのダークな雰囲気と、モノクロの映像に施されたプリズムグリフが印象的で、英語、日本語、中国語、ポルトガル語、フランス語の対訳が並ぶ様子は、アートとしても楽しめる内容となっています。
小島秀夫監督との特別なコラボ
小島監督がポラチェックの音楽を聴き、パリで直接対面したことで、このコラボが実現しました。彼女は「On The Beach」が、彼自身の作品にピッタリだと感じたと語っています。ポラチェックも、8年寝かせた曲をようやく日の目を見ることになり、「この作品が相応しい舞台に立たせてくれた」とその背後にある思いを語っています。
音楽が描く物語の深み
『Death Stranding 2: On The Beach』は、音楽がゲーム体験の核心を担う作品で、ポラチェックが参加することで、そのサウンドトラックはさらなる深みを増しています。過去には、CHVRCHESやBring Me The Horizonといったアーティストが参加したことでも話題になりましたが、ポラチェックの参加により新たなアーティスティックなレイヤーが加わり、ファンにとっても楽しみな要素となるでしょう。
大きな注目を集めているアーティスト
ポラチェックは、2019年のアルバム『Pang』で注目を集め、その後の2023年の『Desire, I Want To Turn Into You』も高く評価されました。彼女はビヨンセなどの大物アーティストに楽曲を提供し、世界中の音楽シーンでの存在感を確立しています。また、彼女の音楽スタイルは韓国や日本などでも多くの支持を受けており、2023年にはフジロックフェスティバルに出演し話題を呼びました。彼女の次の動きにも目が離せません。
新曲「On The Beach」は、視覚と聴覚が融合した感覚的体験を提供し、ゲームと音楽がどのように結びつくかを探求する重要なステップとなることでしょう。これからも彼女からの新たな発表に目が向けられ続けるでしょう。音楽配信リンクは
こちら。彼女の公式サイトやSNSでの最新情報にも要注目です。