株式会社ICと日本サッカー協会の新契約
株式会社ICが、公益財団法人日本サッカー協会(JFA)との間で「JFAソーシャルバリューパートナー」契約を結びました。この提携により、ICが開発した個人能力開発支援システム「iDEP」が日本サッカー界での選手育成に大きな貢献を果たすことが期待されています。
iDEPとは何か?
「iDEP」は、世界的に認知されているIDP(Individual Development Plan)メソッドを取り入れたシステムです。このシステムは、選手ひとりひとりの努力や成長を「見える化」し、個々の目標に応じた最適な育成計画を設計することで、それぞれの可能性を引き出すことを目的としています。これにより、選手たちはフォーメーションの中での役割を理解し、より効果的に自身の能力を発揮できるようになるのです。
代表のコメント
この契約締結について、JFAの会長である宮本恒靖氏は、「iDEP」を活用することで、日本サッカー界の強化が図れるとの意義を強調しました。「この新たなシステムを取り入れることで、選手育成の精度を高め、より多くの選手が次世代を担うことができる」と述べました。
一方、ICの代表取締役社長である齋藤良二氏は、「iDEP」は2050年に日本が世界一になることを目指すJFAのビジョンと共鳴していると述べ、協賛に至った理由を説明しました。彼は、選手たちが成長する手助けを全力で行い、日本サッカーの未来に寄与したいと考えています。
創立からの歩み
株式会社ICは1978年に設立され、ソフトウェア開発やインフラ設計、運用支援など幅広いITソリューションを提供しています。同社は「できる方法を考える」というポリシーを掲げ、多様なニーズに応え続けています。
今後、ICは「iDEP」を活用し、日本サッカー界における育成支援をさらに拡充させていく意向を明らかにしています。選手たちが世界へ羽ばたくための基盤を整え、データベースと育成システムのIT化を進め、現場での実用性を向上させ続けることでしょう。
おわりに
「iDEP」の導入は、日本のサッカー育成において革新的な一歩となります。今後、選手たちが国際舞台で活躍するためには、個々の能力を最大限に引き出すことが不可欠です。このパートナーシップが日本サッカーの未来をどのように変えていくのか、その展開に今後の注目が集まります。