岐阜県山県市に乳幼児健診デジタル問診票サービスが登場

岐阜県山県市に新たな乳幼児健診サービス

岐阜県山県市に、乳幼児健診を対象とした新しいデジタル問診票サービス「mila-e 健診」が導入されることが決まりました。このサービスは、2025年5月より3・4か月児健診において運用が開始される予定です。

導入の背景

山県市では、妊娠・子育て家庭に向けた支援を強化するため、2022年8月に母子手帳アプリを導入しました。このアプリは「山県市子育て応援アプリさくらっこナビ」として親しまれています。今回の「mila-e 健診」の導入は、さらなるサービス向上を目的としており、健診の対象は徐々に拡大される計画です。

健診における課題

従来の方法では、山県市では紙ベースの問診票が使用されており、保護者が手間をかけて記入する必要がありました。また、記入ミスが発生することもあり、これらは多くの家庭にとって負担となっていました。

デジタル問診票「mila-e 健診」の利点

「mila-e 健診」の導入により、家族はスマートフォンを利用して手軽に問診票を記入・提出できるようになります。また、自治体側でもオンラインで問診票や健診記録を確認できるため、業務の効率化が期待されています。これは、保護者の負担を大きく軽減すると同時に、健診の質も向上させることに寄与するでしょう。

具体的なサービス内容

「mila-e 健診」は、個別健診と集団健診の両方に対応可能で、自治体、医療機関、保護者の連携が生まれます。これにより、健診の記録を一元管理できるため、育児のサポートを一層強化できます。

このサービスは、経済産業省や厚生労働省のプロジェクトを受け、実績を基に開発されています。デジタル化が進む現在、こうした取り組みが評価されることは間違いありません。