伊豆の石舟庵、函南産カボチャ使用の新和菓子を登場！

伊豆の和菓子店『石舟庵』が新たな挑戦

静岡県伊東市に本社を持つ株式会社石舟庵が、2023年10月19日（土）から、函南産の「箱根西麓三島野菜」を使用した新たな和菓子2種類を期間限定で販売します。これらの製品は、地元の特産品であるカボチャを贅沢に使い、新しいブランド構築への一歩となるものです。

函南産カボチャの魅力

「箱根西麓三島野菜」は、栽培環境が恵まれており、高級野菜として広く知られています。石舟庵は、これまでにも伊豆の地元食材を生かした和菓子の製造に力を入れてきましたが、今回新たに函南産のカボチャを取り入れることとなりました。特にスイカ農家が育てたカボチャは、糖度が高くて、とても美味しい仕上がりになります。

田中農園では、スイカ栽培の名生産者がカボチャ栽培に取り組んでおり、そのノウハウを生かした栽培方法により、今年は平均糖度12度の甘いカボチャが育ちました。この自然の恩恵によって、カボチャの風味がより引き立つ菓子が生まれることを期待されています。

商品詳細と特徴

新登場する和菓子は、「坂もの野菜菓子・かぼちゃの蒸しどら」と「坂もの野菜菓子・ほっこりかぼちゃプリン」の2種類です。両方の商品とも、完熟カボチャの風味を活かした独特の「ほっこり」とした食感が特徴です。特に「ほっこりかぼちゃプリン」は、通常価格399円が期間限定で388円とお手頃に楽しめる点も魅力です。また、蒸しどらは216円で販売され、手軽に和菓子の新しい味を楽しむことができます。

地元への思い

これらの新商品は、ハロウィーンの時期に家族で楽しんでもらいたいという思いから開発されました。カボチャを使った和菓子を通じて、函南町の豊かな自然環境や地元の風物を知ってもらうきっかけとなればと考えています。石舟庵は、地域の農家との共同作業を大切にし、素材の価値を最大限に引き出すことに注力しています。

会社の概要

石舟庵は1948年に創業し、以来、地域の特産物を活かした和菓子作りを続けてきました。代表的な銘菓は「石舟庵まんじゅう」と「みかんの花咲く丘ベイクドチーズ」であり、伊豆や熱海、平塚を中心に9店舗を展開しています。今年の秋からは「坂もの野菜菓子」をテーマにした新しい地産ブランドを進めており、これからの展望も楽しみです。