MediFrameの成長
2022-04-05 16:07:25

医療を革新するプラットフォームMediFrame、資金調達を実施し人材採用強化へ

株式会社MediFrameは、大阪に本社を構える医薬品情報プラットフォームの開発を手掛けるスタートアップ企業です。代表の和田敦氏は、がんや希少疾患に特化した高額医薬品に関する情報を、調剤薬局や病院の医療従事者が効果的に活用できるシステム「MediFrame」を構築しています。このプラットフォームの導入により、薬剤師は自身の専門知識を最大限に活かし、安心かつ安全な薬物治療を実現することが期待されています。

MediFrameのサービスは、製薬企業が持つ詳細な資料や治療に関するノウハウをベースに、処方情報との紐付けを可能にします。これにより、医療従事者は最新の医療情報を迅速に確認することができ、患者様の治療に役立てることができます。現在、数社の製薬企業の協力を受けて、複数の調剤薬局チェーンにおいて実証実験(PoC)を進めており、2022年6月にはサービスの正式ローンチを目指している予定です。

このたびMediFrameは、株式会社iSGSインベストメントワークスやみずほキャピタル株式会社、SMBCベンチャーキャピタル株式会社を引受先とした資金調達を成功させました。合計で80百万円以上の資金を調達し、これを活用して医療系バックグラウンドを持つ人材やエンジニアの採用を強化する方針です。さらなる組織体制の整備を進めることで、医薬品情報プラットフォーム「MediFrame」事業を加速させ、安全で効率的な医療サービスの提供を目指します。また、業務の拡大に伴い本社を大阪市北区へ移転したことも報告されています。

MediFrameは2017年に設立され、和田氏は薬剤師として自身が積んできた経験をもとに、これまで以上に最適な医療を全ての人に提供することを使命としています。薬剤師の役割が変化する中で、その能力を最大限に発揮できる環境を整える必要があると考えており、現在の医療システムにおける課題解決に向けた取り組みを続けています。

このプラットフォームの意義について、各投資家からも肯定的なコメントが寄せられています。株式会社iSGSインベストメントワークスの安喜理紗氏は、MediFrameが患者・薬局・病院を繋ぐことで、より良い薬物治療の環境を創出し、患者の生存期間が延びると期待しています。また、みずほキャピタルの川村真司氏は、MediFrameが持つ社会的意義を強調し、成長の可能性を感じて投資したと述べています。

MediFrameの明確なビジョンとニーズに応えていく姿勢は、今後の医療業界に大きな影響を与えることでしょう。患者や医療従事者に寄り添ったサービスの提供を続けることで、MediFrameが更に成長し、より多くの人々に最適な医療を届けるプラットフォームとして確立されることが期待されます。

企業情報:株式会社MediFrame、代表取締役:和田敦、所在地:大阪市北区角田町1番12号。医療にかかわる人々が安心して薬物治療を受けられる環境作りを使命として掲げる彼らの今後の取り組みに注目です。

会社情報

会社名
株式会社MediFrame
住所
大阪府大阪市北区角田町1-12阪急ファイブアネックスビル11階
電話番号

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