大谷翔平の二刀流復帰秘話をデーブ・ロバーツ監督が語る

大谷翔平の二刀流復帰秘話を語るデーブ・ロバーツ監督

メジャーリーガー・大谷翔平選手が再び二刀流としての道を歩み始め、ファンの間で話題を呼んでいます。ABEMAで放送された「おはようロバーツ」では、ロサンゼルス・ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が大谷選手の復帰に関する興味深いエピソードを披露しました。

退場の舞台裏と選手を守る思い

ロバーツ監督は、ある試合での退場について振り返り、「ただ選手を守りたかっただけ」という心情を明かしました。この試合では、大谷選手が故意に死球を受けたことが疑われ、ロバーツ監督は激しく抗議した末に退場となったのです。「翔平への死球は故意だと思った。こちらも一つ死球を与えたが故意ではなかった」と、その時の心情を語りました。その退場後、ゆっくりと飲んだワインが、緊迫した試合のストレスを和らげたとのことです。

二刀流復帰の背後には大谷選手の提案

大谷翔平選手の二刀流復帰は、実は監督からの指示ではなく、選手自身からの提案によるものでした。ロバーツ監督は「当初は大谷が5回まで投げるためのトレーニングを計画していたが、彼自身が『ライブBPを行うなら、試合で投げても良いかも』と言ってきた」と明かしました。この提案がもとになり、彼の電撃復帰につながったのです。

大谷選手の活躍に期待高まる

ロバーツ監督は、今後の大谷選手の起用についても言及しました。ファンの間では一時的なクローザーの役割についても思案が募っていますが、監督は「それはないでしょう」と一蹴しました。選手には準備が必要で、急ぐべきではないとの考えを強調しました。「彼の姿を目の当たりにするのは素晴らしい経験だった。投げ終わった後にすぐ打撃練習を行う姿を見てワクワクした」と綴って、今後の起用に期待を寄せました。

佐々木朗希選手の復帰について

インタビューでは、大谷選手に加えて佐々木朗希選手の復帰時期についても話題が及びました。ロバーツ監督は「8月中の復帰を期待したい」としつつも、「復帰時期は分からない」と慎重な姿勢を見せました。投球時の痛みが残る佐々木選手ですが、現在は調子が良いということです。

迫るロッキーズとの3連戦

6月25日からロッキーズとの3連戦が控えています。標高1600mに位置する球場は打者有利とされ、大谷選手にとっても良い結果が期待される場所です。ロバーツ監督は「空気が薄いことでボールが飛びやすくなり、打者にとっては有利な環境」とし、この試合に期待を寄せました。

このように、大谷翔平選手の二刀流復帰に関する舞台裏やエピソードが語られ、ファンにとって興味深い内容が盛りだくさんでした。「おはようロバーツ」の放送は無料で視聴可能なので、ぜひチェックしてみてください。