燈・アンド・カンパニー社、特定卸供給事業者ライセンスを取得
燈・アンド・カンパニー株式会社は、経済産業大臣に対して特定卸供給事業者(アグリゲーター)としての届出を行い、2025年5月14日付で正式に受理されたことを発表しました。このライセンス取得は、同社の再生可能エネルギー事業において新たな展開をもたらす重要なステップと位置付けられています。
この届出の受理を契機に、燈・アンド・カンパニーは「再エネアグリゲーションサービス」の提供体制をさらに充実させていく方針です。このサービスは、再エネ発電事業者向けに、発電計画の策定や提出代行、インバランスリスクの管理、市場取引の支援などをワンストップで実施するものです。
再生可能エネルギーの主力電源化が求められる中、発電事業者には市場価格に応じた対応が不可欠です。燈・アンド・カンパニーは、AIを活用した高精度な発電計画の策定、需給バランシングによるインバランスリスクの平準化、JEPX取引やコーポレートPPAの戦略的支援を通じて、複雑化する制度・市場環境に効果的に対応するアグリゲーション機能を提供することを目指します。
再エネアグリゲーションサービスの概要
燈・アンド・カンパニーが展開する再エネアグリゲーションサービスは、以下の主要な機能を提供します:
1.
発電計画の策定と提出代行
発電者が市場において必要とされる計画を効率よく作成し、提出を代行します。これにより業務の負担を軽減し、発電者は本業に集中できるようになります。
2.
インバランスリスクの管理
AIを駆使した需給バランシングにより、インバランスリスクを高精度で平準化します。これにより、発電者は予期せぬコストを回避できます。
3.
市場取引の支援
JEPX(日本卸電力取引所)やコーポレートPPA(電力購入契約)において、戦略的なサポートを提供し、発電者の収益性を向上させます。
4.
蓄電池の最適運用
蓄電池を高度に最適化し、発電コストを削減すると共に、電力の安定した供給を実現します。
脱炭素社会に向けた取り組み
燈・アンド・カンパニーは、再生可能エネルギーの利用拡大を通じて脱炭素社会の実現にも積極的に貢献していく意向を示しています。2025年という明確な目標年度を設定し、持続可能なエネルギーソリューションを模索し続けます。
今後も多様なサービスを加え、クライアントのニーズに応えることで、さらなる成長を目指しています。特定卸供給事業者としての役割を通じて、地域社会及び経済全体にプラスの影響を与えることを目標としています。
詳しい情報については公式ウェブサイトや資源エネルギー庁の特定卸供給事業者一覧を参照してください。
資源エネルギー庁「特定卸供給事業者一覧」
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