エイベックスとOne人事による特別対談のご紹介
エンターテインメント業界のリーダーであるエイベックス・エンタテインメント株式会社と、ワンストップ人事労務システムを提供するOne人事株式会社の特別対談が、『日本の人事部』に公開されました。本対談では、現代の企業における人事部門の重要性とその具体的な取り組みについて、両者の専門家が意見を交わしています。
人事制度の重要性
持続可能な企業成長のカギを握るのは、優れた人事制度です。しかし、実際には「現場のニーズに合っていない制度」「形骸化してしまった制度」などの問題に直面している企業も数多く存在します。これらの課題を解決するためには、経営と現場、人事部門が連携し、実効的な制度を生み出す必要があります。
エイベックスの取り組み
対談の中で、小川尚信氏(エイベックス・HRBPグループゼネラルマネージャー)は、自社が約150の職種を定義したジョブ型人事制度を導入していることを紹介しました。この制度は、経営視点からだけではなく、現場の声も反映させることで成立しているといいます。事業責任者と密に連携しながら制度を構築していくことで、より実態に即した人事制度を整備しています。
自律的なキャリア形成の促進
エイベックスの人事制度の特色として、従業員が自らのキャリアを形成できる公募制度が挙げられます。これにより、社員は自身のスキルや興味に応じたキャリアパスを選ぶことができ、組織全体のモチベーション向上にも寄与しています。小川氏は、制度の「透明性」が真のキャリア自律を促進するための要件であると強調しました。
HRBPの役割
また、HRBP(人事ビジネスパートナー)の重要性にも言及されました。経営と現場の「声」を翻訳し、両者を繋ぐ役割は、今後の企業運営においてますます重要になってくると小川氏は指摘します。HRBPは、経営層との対話を通じた課題の特定や戦略の設計において欠かせない存在です。
目指すは夢のある会社
エイベックスが目指しているのは「夢のある会社」です。結果を出した人材に対して、前例のない形で報いる新たな取り組みについても計画中だと、小川氏は語りました。この点からも、エイベックスの挑戦は続いており、今後の成長が期待されます。
One人事のビジョン
One人事株式会社の神山直幸氏も、この対談に参加し、自らの営業経験を通じて、人材や組織の成長をリードする取り組みについて力強くアピールしました。人事制度の一元管理を行い、業務の効率化を図ることで、組織全体の成長を支援する姿勢が伝わってきました。
最後に
今回の対談は、エンタテインメント業界における人事制度の課題と成功の実例を学ぶ貴重な機会となりました。この特別対談の内容は、『日本の人事部』で公開されていますので、ぜひご覧ください。エイベックスとOne人事の取り組みは、企業の人事改革の参考になることでしょう。
詳しい内容は次のリンクからお読みいただけます:
『日本の人事部』対談記事