デザイン誌「AXIS」最新号が発刊
デザインを愛するすべての人々に朗報です。デザイン誌「AXIS」の最新号が、4月1日に発売されます。表紙には、世界的に著名な建築家、安藤忠雄氏が登場し、彼独自の視点から語る人生哲学や建築デザインの意義について扱っています。特集として、2025年に大阪で開催されるEXPO2025に関連した内容も盛り込まれています。
COVER STORY:安藤忠雄
安藤忠雄氏は、1969年に自身の建築事務所を設立して以来、半世紀を超え、国際的な舞台で多くのプロジェクトに携わってきました。彼が考える建築の核は「感動」であり、そのための活動を通じて新しい価値を創造してきた姿が、本号を通して浮き彫りにされます。安藤氏は、大型プロジェクトを手がける傍ら、社会貢献に資するプロジェクト「こども本の森」などにも取り組み続けています。彼の言葉や姿勢から、我々は何を学ぶことができるのか? 内外のプロジェクトを通じて感じられる安藤氏の哲学を探ります。
特集:EXPO2025大阪・関西万博の魅力
2025年に開催される大阪・関西万博は、世界が直面するさまざまな課題に対する「共創の場」としても期待されています。テーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」。1970年の大阪万博と同様に、建築、アート、テクノロジーが交差する場として、多様なパビリオンやプロジェクトが計画されています。特集では、未来社会の姿をどのようにデザインするのか、過去・現在・未来を見据えた視点から我々が考えるべきことを探ります。
基調対談:万博のレガシー
万博の意義や取り組むべき方向性について、共創プログラムのディレクターである齋藤精一氏と建築家の永山祐子氏の対談を通じて、万博における「People's Living Lab」の具現化に向けた取り組みを紹介します。彼らがどのようにプロジェクトを進めているのか、その背後にある熱量に迫ります。
新たなシンボル「大屋根リング」の意匠
万博のシンボルとして設計された「大屋根リング」は、藤本壮介氏の手によるもので、世界最大の木造建築をめざした意欲的な挑戦が光ります。藤本氏が抱く思いやデザインの背後に隠れた哲学についても語られます。
海外パビリオンの次世代ビジョン
約160カ国が参加予定の今万博では、各国ごとにユニークなデザインが発表されます。環境に配慮した建築や、文化と最新技術が融合したプロジェクトなど、各国のパビリオンが示す新しいビジョンを紹介します。
若手建築家による未来への提案
20組の若手建築家が、未来のための持続可能な建築の提案を行います。彼らがどのように新しいアイデアを実現しようとしているのか、その中からいくつかのプロジェクトをピックアップして紹介します。
万博後の未来を展望する
1970年大阪万博の象徴ともいえる「エキスポタワー」に関わった伊東豊雄氏と、同じく万博にConnectionsを持つ原田祐馬氏が、万博後を見据えた建築とデザインについて語ります。
全体を通して、最新号の「AXIS」はデザインに対する新たな視野を提供し、読者に深い洞察をもたらす内容となっています。