新たな光を纏ったブラインドサッカー日本代表のユニフォーム発表
NPO法人日本ブラインドサッカー協会(JBFA)は、日本代表チームの新デザインユニフォームをお披露目しました。このユニフォームは、男子、女子、そしてロービジョンフットサル日本代表が使用するもので、特に2025年にインドで開催されるIBSAブラインドサッカー女子世界選手権で初めて着用されます。
コンセプト「ひかり」
新ユニフォームのデザインは、JBFAが新体制を発表したこの年に、明るい未来へと進む「光」をテーマにしています。選手たちが胸に手を当てた瞬間、目の前に浮かぶのはJBFAのエンブレムに刻まれた点字で表示された「JAPAN」です。この点字は、視覚障がい者と健常者が共に戦うブラインドサッカーのフィールドに立つ選手たちの誇りと責任を象徴しています。
伝わる想い
アディダス ジャパンの副社長、山本健氏はこの新ユニフォームの発表に際し、「スポーツを通して人生を変える力を信じ、長年にわたりJBFAと共に選手たちを支援してきた。その中で新たに『JAPAN』の点字を加えることができたのは喜びである」と語りました。このデザインが、視覚的な障害を持つ選手たちと健常選手たちの架け橋となることを期待しています。
ブラインドサッカー男子日本代表のキャプテン、川村怜は「このユニフォームには特別な意味があります。あたなの誇りを胸に感じ、このユニフォームを着て全力で戦いたい」と語りました。また、女子代表の若杉遥キャプテンも、「性別や視力の違いを超えて、同じユニフォームを着て挑むことは大きな誇り。世界選手権で結果を残したい」と力強く述べています。
ロービジョンフットサル日本代表の赤﨑蛍も、新ユニフォームのデザインに胸を躍らせており、「背負っている感情が新たな挑戦へのモチベーションとなる」と期待感を寄せています。
創られる瞬間
新ユニフォームに込められた想いは、選手たちの戦いにどう影響を及ぼすのでしょう。この新デザインを身に着けることで、選手たちは国民の期待や誇りを胸に、フィールドに立つことになります。点字を触れることで、彼らは目には見えない絆や信頼を感じ、多くの人々の支援に感謝の意を込めるでしょう。
特設サイトと今後の展開
新デザインのユニフォームは、JBFAの特設サイトでも紹介されています。寄付者には、ユニフォームがリターン品として提供される予定です。販売は2025年以降、受注生産で行われる予定です。今後も日本のブラインドサッカーとロービジョンフットサルの成長に注目が集まります。これからも選手たちの活躍に期待が寄せられています。
詳細については、こちらの特設サイトをご覧ください:
新デザインユニフォーム特設サイト
また、ロービジョンフットサル日本代表の世界選手権2025挑戦に向けた寄付もこちらから可能です:
寄付サイト