あなたもリアルタイムで見られるCLT建築の施工!
ライフデザイン・カバヤ株式会社が運営する『日本CLT技術研究所』は、青森県八戸市の八戸住宅工房株式会社と共同で、CLT(Cross Laminated Timber)パネル工法を用いた児童福祉施設の建設過程を、2025年2月3日からYouTubeチャンネルでリアルタイム配信します。
CLTパネル工法とは?
CLTパネル工法は、持続可能な木材を使用した建設手法のひとつで、特に日本のような森林資源が豊富な国で注目されています。その最大の特長は、強度と軽さを兼ね備えているため、地震に対する耐性高く、エコロジカルな建設が可能です。今回のプロジェクトでは、青森県むつ市において、児童福祉施設の施工が行われます。工事は、基礎工事の終了後からライブ配信を開始し、施工の様子をリアルタイムでお届けします。
ライブ配信の見どころ
ライブ配信は8:00からスタート。視聴者はCLTパネルが運搬され組み立てられる瞬間を目の当たりにできる特別なチャンスです。これを通じて、CLTの持つ新たな可能性や魅力を感じてもらえる内容となっています。また、アーカイブも後日配信されるため、リアルタイムで視聴できない方も安心です。
プロジェクトの目的
本プロジェクトは、令和6年度CLT活用実証事業に採択されており、青森県の寒冷地特有の気候条件におけるCLTパネルの断熱性能や気密性を検証することを目的としています。運送コストや施工効率の最適化も図ります。そのため、動画配信サイトやSNSを駆使して、多くの人々にCLTの認知を広める狙いも含まれています。
使用する技術
配信には、セーフィー株式会社が提供する「Safie GO 180」という高性能クラウドカメラを使用。これにより、安定した映像を提供し、視聴者が高品質な配信体験を得られるようにしています。リアルタイムでの映像だけでなく、AIを活用した高度な分析技術を取り入れることで、施工の状況を詳細に捉えることが可能です。
施設概要
物件名は「ぽこ・あ・ぽこ」新築工事で、青森県むつ市に位置する児童福祉施設です。木造2階建てで、敷地面積は1143.90m²、延床面積は357.72m²となっています。使用するCLTの量は69.444m³で、国産スギを採用している点も特徴です。
参加方法
興味がある方は、是非日本CLT技術研究所のYouTubeチャンネルをチェックして、建設現場の様子をリアルタイムで観賞してください。URLは
こちらです。新しい技術がどう実現されていくのか、一緒に体感しましょう!
企業情報
八戸住宅工房株式会社やセーフィー株式会社、そして日本CLT技術研究所の詳細についてはそれぞれの公式ウェブサイトを訪れて、さらなる情報を得てください。
このプロジェクトは、SDGsの観点からも非常に意義深いものであり、未来の建設業界に新しい風を吹き込むことでしょう。