大阪工業大学、2025年4月「実世界情報学科」開設！DXフィールドで社会課題解決へ

大阪工業大学は、2025年4月、情報科学部に「実世界情報学科」を開設することを発表しました。本学科は、IoTやセンシング技術といった最先端技術を活用し、実世界における様々な情報を収集・分析することで、社会課題の解決に貢献できる人材育成を目指しています。

具体的には、実世界から得られたヒト・モノ・環境情報をデジタル技術で分析・可視化し、AI処理結果をドローンやロボットなどの制御に活用することで、より安全で快適な社会の実現を目指します。

本学科では、情報科学技術の社会実装に必要な理論と手法を学ぶとともに、実世界におけるデジタルトランスフォーメーションを特色とした教育プログラムを展開します。入学定員は80名で、地域に根差した産官学連携プロジェクトへの参画や、同学部既設学科との連携を通して、実践的な教育を行っていく予定です。

新学科開設に伴い、枚方キャンパスには最先端のドローン技術の習得に必要な大規模屋内実証実験空間「DXフィールド」が設置されます（2025年3月完成予定）。本施設では、ドローン技術やデータサイエンス関連の実習・演習が行われ、自動配達、交通見守り、防災など、安心安全なスマートシティの実現に貢献する技術開発が期待されています。

「DXフィールド」は、革新的な技術の誕生を見据えた実験・実証を行う場として、今後の発展が注目されます。