eスポーツチーム「NORTHEPTION」運営事業が新会社へ移行し更なる成長へ

eスポーツチーム「NORTHEPTION」の新たな展望

株式会社CodeBlitzは、2024年5月1日をもって株式会社札幌ビケ足場が運営していたeスポーツチーム「NORTHEPTION」の運営事業を譲り受け、新会社を立ち上げました。この決定は、チームのさらなる成長と、日本国内におけるeスポーツ市場の将来性を見越したものです。

NORTHEPTIONの歴史と思い

「NORTHEPTION」は2019年に設立されたeスポーツチームで、設立から4年間連続でPCシューティングタイトルの世界大会に出場する実績を持っています。特に2022年には、国内初の優勝を果たし、世界的な大会にも進出。その競技力は国内外で高く評価されており、今年までの3年間で様々なタイトルの大会で成功を収めてきました。

CodeBlitzの目標

新たに設立される株式会社CodeBlitzでは、eスポーツ競技のストイックな運営を中心に、様々な関連事業を展開する予定です。この新たなビジョンを掲げ、代表には金哲碩氏が就任。彼は過去にポルトガルのサッカーチームオーナーとしても知られており、豊富な経験を活かして「NORTHEPTION」の更なる成長を目指します。取締役には、田口堅士氏、松野洋希氏、佐野優美氏、f4samuraiなどのメンバーが集まり、強力なチームを構築しています。

日本のeスポーツ市場の現状と展望

最近の調査によると、日本国内のeスポーツ市場は125億円に達し、2025年には210億円を超えるとの予測があります。こうした成長は、コロナ禍におけるオンライン大会の普及と巣ごもり需要の影響も大きいとされています。実際、eスポーツファンは約776万人おり、2025年には1,000万人を突破する見込みです。これからの市場拡大において、「NORTHEPTION」も重要な役割を果たすでしょう。

大会の拡大と国際的な動き

2024年夏には、サウジアラビアで賞金総額約93億円の大会が開催される予定です。このような国際的大会の増加は、eスポーツへの注目の高まりを示しています。また、国際オリンピック委員会が日本に対し、「オリンピック・eスポーツ・ゲームズ」の開催を打診しているというニュースもあり、eスポーツの地位が今後ますます高まることが期待されています。

未来への取り組み

eスポーツは、競技人口が1億人を超える規模に成長しました。その成長を支えるためには、日本国内での認知度向上と、さまざまなビジネス界からの参画が必要です。CodeBlitzでは、eスポーツチームの運営を通じて、ファンサービスの強化や地域密着型の活動を進める計画です。将来的には、東京・秋葉原に選手とスタッフが集まる拠点を設置し、さらなるチームの発展を図ります。