日本最大の翻訳イベント「JTF翻訳祭2025」における坂西優の講演
八楽株式会社は、2025年11月5日に開催される「第34回JTF翻訳祭2025」に向けて、代表の坂西優がオンライン講演を行うことを発表しました。このイベントは日本最大級の翻訳イベントであり、国際的な翻訳者や通訳者が集まります。
JTF翻訳祭の概要
「JTF翻訳祭」は、ユネスコが制定した「世界翻訳の日」を記念して1989年から開催されています。今年は、翻訳者やクライアント企業、技術者など様々な関係者が一堂に会し、最新の知見や実務的ノウハウを共有します。この祭典は、翻訳業界の専門家たちにとって貴重な交流の場であり、情報が交わされる重要な機会です。
講演の内容
坂西氏の講演テーマは「機械翻訳の変遷とビジネス面でのチャンスとリスクについて」です。講演では、ニューラル機械翻訳(NMT)と大規模言語モデル(LLM)の比較を通じ、AIが翻訳業界にどのように影響を与えているかを解説する予定です。特に、二つの技術の特徴や違いを整理し、それぞれがもたらす機会やリスクについても詳しく述べます。
また、坂西氏は、AI活用による効率化や品質向上、新たな翻訳体験の創出など、ポジティブな面だけでなく、著作権や責任の所在といった課題についても触れる予定です。講演を通じて、八楽の今後の方向性や人とAIの協働による持続可能な翻訳についても紹介されるでしょう。
八楽株式会社の取り組み
八楽株式会社は、「人とAIの協働」をテーマにした進化型のCATツール「ヤラク翻訳」を提供しています。このツールは、翻訳の効率と品質を向上させることを目指しており、機械翻訳だけに依存せず、人の手と見識を活かした翻訳支援を行うことを重要視しています。また、社会全体のグローバルコミュニケーションを促進し、多様な人々の理解と共生を図ることを目指しています。
デジタル化が進む中で、八楽は企業や自治体の多言語DXを支援することで、より良い翻訳環境を構築しようとしています。坂西氏は、翻訳業界における生成AIの導入には多大な期待がある一方で、問題もあると認識しており、この講演ではその現状と未来の可能性について詳しく述べるつもりです。
坂西優について
坂西氏は、八楽株式会社の創業者であり、数々の業界イベントでの講演を通じて豊富な実績を持つ翻訳業界のリーダーです。著書『自動翻訳大全 終わらない英語の仕事が5分で片づく超英語』なども手がけ、翻訳ビジネスの変革に挑む姿勢が高く評価されています。
今回の「JTF翻訳祭2025」は、翻訳業界の最新動向を学ぶ絶好のチャンスです。坂西氏の講演にぜひご注目ください。このイベントはオンラインでも視聴可能で、視聴期間は2025年10月1日から10月31日までとなっています。詳細は公式サイトでご確認ください。
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