ピープルが贈る「お米のおもちゃ」の新たな役割
玩具メーカーのピープル株式会社は2024年12月、全国96箇所の乳児院に対して「純国産お米のおもちゃ」を寄贈する活動を行いました。この取り組みは、全国乳児福祉協議会の協力を得て実施され、子どもたちの好奇心を育むことを目的としています。
「好奇心がはじける瞬間をつくりたい!」
ピープルは2022年4月に「子どもの好奇心がはじける瞬間をつくりたい!」というパーパスを制定。この想いのもと、製品の開発に限らず様々な社会貢献活動を展開しています。今回の寄贈もその一環で、クリスマスシーズンに合わせた形でのおもちゃの提供となりました。
「純国産お米のおもちゃ」の特徴
寄贈されたおもちゃは、来年で発売15周年を迎える「純国産お米のおもちゃ」シリーズです。このおもちゃは、赤ちゃんが大好きな「なめる」という行為を通じて、好奇心を存分に満たせるように設計されています。原材料には、本物のお米が使用されており、赤ちゃんが触れるのにも安心感があります。
お米のおもちゃシリーズ公式HPではおもちゃの詳細を確認できますし、ピープルの公式noteでも「ピートラ お米のおもちゃ編」が掲載されています(
公式noteリンク)。
栃木県済生会宇都宮乳児院での訪問
特に、栃木県済生会宇都宮乳児院への訪問は印象的でした。そこで実際に赤ちゃんたちが新しいおもちゃで遊ぶ様子を見学しました。新しいおもちゃを前に、赤ちゃんたちの目はキラキラと輝き、興味津々でおもちゃを握ったり、なめたりしていました。
中には、おもちゃの箱そのものに夢中になっている子どももおり、その自由な遊びのスタイルに思わず微笑みました。
この施設では、ピープルのおもちゃを以前から愛用していたそうで、職員さんからは「おもちゃを選ぶ際に子どもの発達を考えていたら、いつの間にかピープルのおもちゃばかりになっていた」との嬉しいお声もいただきました。
また、「おもちゃはただの遊び道具ではなく、譲り合うことで社会性が育まれる大切な存在である」ともおっしゃっていました。
地域とのつながり
実は、お米のおもちゃを製造しているのは栃木県の「おもちゃのまち」にある工場です。栃木とのつながりを感じたことから、今回の訪問を提案しましたが、快く受け入れてくださった宇都宮乳児院の方々に感謝の念を抱いています。
未来への願い
ピープルは、これからもおもちゃが子どもたちの健やかな成長に寄与できるよう努めてまいります。
ピープル株式会社の会社概要
- - 社名: ピープル株式会社
- - 代表: 取締役兼代表執行役 桐渕真人
- - 設立: 1982年2月
- - 資本金: 2億3880万円
- - 従業員数: 51名
- - 本社所在地: 東京都中央区東日本橋2-15-5 VORT東日本橋
- - 会社HP
- - お問い合わせ: ピープルお客様相談係(電話: 03(3862)3739、受付時間: 月~金曜 10:00~12:00・13:00~15:00)