銀座 蔦屋書店で横尾忠則書評集の刊行記念フェアを開催
現代美術の巨匠・横尾忠則氏の最新書評集『横尾忠則2017-2025書評集』が光文社からリリースされる記念として、東京都中央区の銀座 蔦屋書店で特別なフェアが開催されます。このフェアは4月16日(水)から6月8日(日)までの約2か月間にわたって行われ、書店内の日本文化セクションで横尾氏の新刊や既刊、書評で取り上げられた作品が一堂に集結します。
横尾忠則を知る新たな機会
横尾忠則氏は、2009年から朝日新聞において書評を寄稿しており、これまでに280冊以上の本に対するレビューを書いてきました。この度の新書には、2017年から2025年にかけて掲載された138冊分の書評が収められています。前年間の活動を集約した『本を読むのが苦手な僕はこんなふうに本を読んできた』から続くこの書評集は、アート系の書籍を中心に多岐にわたる内容が展開されています。
特に注目すべき点は、「見る書評」として話題になったビジュアル書評の数々が含まれていることです。これは読者が文章だけでなく視覚的にも楽しむことを目的とし、独創的かつ実験的なアプローチで作成されています。横尾氏の視点を通じた書評は、ただの情報提供を超え、アートと文学のクロスオーバーを生み出しています。
記念フェアの見どころ
フェアでは、横尾氏の新著だけでなく、過去の書籍や書評に登場する書籍も取り揃えており、アート愛好者や読書好きには見逃せない機会となるでしょう。また、120種類のポストカードや特製の横尾グッズも販売される予定です。
さらに、4月26日(土)から開催される世田谷美術館での「横尾忠則連画の河」展の図録も手に入るチャンスです。88歳を迎えた横尾氏は、絵画だけでなく日記や書評など様々な創作活動を続けており、その豊かな表現世界に触れることができます。
横尾忠則の軌跡
横尾忠則氏は、1936年兵庫県に生まれ、1972年にはニューヨーク近代美術館での個展を皮切りに、世界中で数多くの展示を行ってきました。彼の作品は、アートの枠を超えて多岐にわたる分野で評価され続けています。神戸に建立された同氏の現代美術館や、豊島にある横尾館など、彼の影響力は日本国内でも多くの足跡を残しています。受賞歴も多く、文化功労者や日本芸術院の会員にも選ばれています。
フェア詳細とアクセス
ネーム:
- - 会期: 2025年4月16日(水)~6月8日(日)
- - 会場: 銀座 蔦屋書店内 BOOK売場(日本文化)
アートと文学が交差する特別な時間、ぜひ銀座 蔦屋書店でお楽しみください。新たな発見が皆様を待っています!