新たな挑戦、アジアのマウンテンバイクチーム誕生
近年、マウンテンバイクの人気が高まる中、アジアのナショナルチャンピオン選手たちが一つのチームに集まった。「Asia Union TCS Racing Team」の結成が発表され、業界内外から注目を集めています。
チームの設立背景
このチームは、株式会社Asia Union TCS(所在地:北海道札幌市)によって構成され、日本を起点にアジア、そして世界へとチャレンジすることを目指しています。特に注目すべきは、アジア唯一のUCI(国際自転車競技連合)登録チームとして、各国の優れた選手が集結するという点です。
エース監督、山本幸平氏
チームの監督は、有名な山本幸平氏。彼の実績は素晴らしく、オリンピックに4大会連続で出場した経験、全日本選手権12回、アジア選手権10回の優勝があります。山本監督は、アジアマウンテンバイク界のレジェンドと言われ、今もプレイングマネージャーとして活躍しています。彼の下で、チームは「アジアから世界へ」というミッションを掲げ、アジアのマウンテンバイクシーンを盛り上げることを目指しています。
チームメンバー
チームには、ドリームチームとも呼ぶにふさわしいメンバーが揃っています。以下の選手たちが参加しており、それぞれが国際的な大会で優勝経験を持っています。
- - リアッド・ハキム(シンガポール):2023年シンガポールナショナルチャンピオンシップXCO・XCE・XCC優勝。
- - サユ・ベラ(インドネシア):2023年シーゲームXCO1位、インドネシア選手権XCO1位。
- - 松本 佑太(日本):2022年全日本選手権XCE優勝、WカップXCE10位。
- - エセビア・ニコル(フィリピン):2023年フィリピン選手権XCE3位、シーゲーム出場。
チームの活動と未来の抱負
Asia Union TCS Racing Teamは、競技活動だけでなく、地域社会への貢献にも取り組みます。自動車教室を通じた安全啓蒙活動や、スポンサー企業との協力など、多角的な社会貢献活動を展開していく予定です。
選手育成とともに、優れたパフォーマンスを発揮し、国際大会での地位を確立し続けることが重要な目標です。また、2028年のロサンゼルスオリンピック出場も視野に入れ、さらなる高みを目指す決意です。
スポンサーとサプライヤー
チームを支えるスポンサーやサプライヤーも多彩です。アルペンブリックリゾートや、株式会社ナチュラルウィン、弱虫ペダルなど、多くの企業が応援しています。彼らのサポートを受けながら、最高の環境で競技に専念することが可能となります。
まとめ
Asia Union TCS Racing Teamの結成は、アジアのマウンテンバイク業界に新たな風を吹き込む一歩となるでしょう。各国の優れた選手が協力し、アジアから世界へと挑むこのドリームチームに期待が高まります。今後の活動から目が離せません!