オートレース宇部 Racing Team、2023年新体制の挑戦
チーム概要と最新戦略
山口県宇部市を拠点とする「オートレース宇部 Racing Team」は、2023年の新体制を発表しました。今年は国内オートレース最高峰のJSB1000クラスと、世界的な耐久レースである鈴鹿8耐に参戦します。昨年はST1000クラスでの成功をもって、さらなるステップアップを果たすべく新たな挑戦に臨みます。
過去の成績と成長の軌跡
昨年のST1000では年間ランキング4位を獲得し、特に3位表彰台にはチーム全体の連携が大きく寄与しました。この実績を踏まえて、2023年シーズンは更なる高みを目指すことにしました。
ライダーと新マシン
チームは、スズキMotoGP開発ライダーとして活躍していた津田拓也(37歳)を継続起用します。また、スズキGSX-R1000Rという新しいマシンも投入され、ライバルに真っ向勝負を挑む体制が整いました。特に津田選手は、チーム全体の力を集結させて、鈴鹿8耐での初優勝を目指しています。
チーム運営とパートナー
チームオーナーの齋藤James文護氏は、1978年に鈴鹿8耐を観戦した経験から、自らがチームオーナーとして挑戦することになったと述べています。トップチーム体制を整えた「オートレース宇部 Racing Team」は、優勝を狙う決意を固めています。
また、チームには優れたエンジニアやメカニックが揃っており、昨年の経験を活かしながら、より高いパフォーマンスを引き出す体制が整っています。
レーススケジュール
2023年のMFJ全日本ロードレース選手権は、全7ラウンド、12レースから構成されています。具体的な日程や開催場所は以下の通りです。
- - Race1: 4月1日 モビリティリゾートもてぎ(栃木県)
- - Race2: 4月2日 モビリティリゾートもてぎ(栃木県)
- - Race3: 4月22日 鈴鹿サーキット(三重県)
- - Race4: 4月23日 鈴鹿サーキット(三重県)
- - Race5: 5月20日 スポーツランドSUGO(宮城県)
- - Race6: 5月21日 スポーツランドSUGO(宮城県)
- - Race7: 8月20日 モビリティリゾートもてぎ(栃木県)
- - Race8: 9月2日 オートポリス(大分県)
- - Race9: 9月3日 オートポリス(大分県)
- - Race10: 9月24日 岡山国際サーキット(岡山県)
- - Race11: 10月14日 鈴鹿サーキット(三重県)
- - Race12: 10月15日 鈴鹿サーキット(三重県)
FIM世界耐久選手権鈴鹿8耐は、8月4日から6日まで三重県で開催され、こちらも期待が寄せられています。
結論
「オートレース宇部 Racing Team」は2023年シーズンに向け、強力な体制で挑むことでファンの期待を超えた結果を出すことが目標です。ライダー津田からも新たな挑戦への意気込みが伝えられ、チーム全体での成功に向けた意欲が高まっています。このシーズンを通じて、彼らの活躍にご注目ください!