山形の老舗が届ける、さくらんぼを楽しむ温泉のひととき

初夏を感じる「さくらんぼ風呂」体験

山形県上山市の温泉リゾート「悠湯の郷ゆさ」で、特別な「さくらんぼ風呂」イベントが2025年6月6日から6月16日までの間、開催されることとなりました。地域の老舗家具メーカーである株式会社天童木工が製作した「檜のさくらんぼ」をお風呂に浮かべ、香りと視覚の両面で訪れる人々を癒すユニークな体験を提供します。

大浴場から蔵王連峰の美しい景色を

悠湯の郷ゆさは、蔵王連峰を一望できる美しい展望風呂が特徴です。この特別な温泉体験は、山形県の初夏を象徴する果物であるさくらんぼの魅力と、地域の伝統技術を掛け合わせて生まれました。訪れるお客様に、少しでも山形を感じてもらえるよう、さくらんぼの風味を取り入れた施策が展開されます。

相乗効果で生まれる新たな癒し

特に、天童木工が手掛けた「檜のさくらんぼ」は、浴槽に浮かべることで檜木特有の爽やかな香りが広がり、リラックス効果を高めてくれます。また、さくらんぼ型の可愛らしいデザインは、初夏の優雅さを演出し、訪れるすべての人に特別な癒しの空間を提供します。従業員が一つひとつ丁寧に手作業で色を付けた木札も、温もりを感じさせてくれる仕掛けです。

地域共創とSDGsへの貢献

今回のイベントでは、天童木工が保有している在庫を有効活用し、持続可能性を考慮した取り組みも行われています。資源を無駄なく大切に使い、古窯グループが推進しているSDGsにも貢献しています。地域企業との連携を強化し、伝統工芸品と地域の果樹を融合させることで、山形の魅力を発信し続けることを目指しています。

天童木工の魅力

天童木工は1940年に設立された歴史ある家具メーカー。成形合板技術による製品群は、デザイン性と耐久性に優れ、国内外で高い評価を得ています。環境負荷を低減した製品作りにも注力しており、山形の自然素材をよく活かす取り組みが続いています。

悠湯の郷ゆさの多彩な魅力

「悠湯の郷ゆさ」は、伝統的な旅館の温かみと現代的な快適さを兼ね備えた温泉リゾート。自社源泉からの温泉を持つほか、ライブラリーやカフェ、サウナなど、幅広いコンテンツが充実し、訪れる全ての人に満足してもらえる環境が整えられています。特に、約8,000冊の書籍が揃うブックラウンジやフィンランド式サウナは来客の好評を得ています。