ハイレゾ音楽の未来
2022-10-28 10:00:01
Qobuzとe-onkyo musicが描くハイレゾ音楽の未来展望とは
Qobuzとe-onkyo musicが描くハイレゾ音楽の未来展望
2021年10月、フランスの高品質音楽配信プラットフォームであるQobuzが、日本のハイレゾ音楽配信サイトe-onkyo musicとの提携を発表しました。この提携は、音楽ファンの新たなニーズに応えるための大きな第一歩と言えるでしょう。
両者の強みを活かす
e-onkyo musicは2005年に設立され、日本で初めてハイレゾ音楽配信に特化したサービスを展開してきました。その結果、国内外の音源を豊富に取り揃え、ハイレゾ音源のコレクションを楽しむ多くのファンを育ててきました。一方、Qobuzは2007年にフランスで設立され、音楽のストリーミングとダウンロードの両方を提供する数少ないプラットフォームの一つです。全世界25カ国に展開し、質の高いエディトリアルコンテンツでも知られています。
今回の提携により、両者はそれぞれの強みを活かし、新しい音楽体験を提供するための準備を整えています。特に、両社が共同で開発している新しいプレイヤーアプリは、ユーザーエクスペリエンスの向上を図ったものです。このアプリは、よりアクセスしやすく、便利な音楽体験を実現します。
新たなサービス展開
提携によって、e-onkyo musicのデータベースとQobuzの技術力が結びつくことで、音楽ファンに新たな出会いを提供することが期待されています。e-onkyo musicで培った17年の実績や、アーティストとの強固な信頼関係を礎に、Qobuzが持つグローバルな視点からのエディトリアルコンテンツが拡充されます。これにより、ユーザーはこれまで以上に多様な音楽に出会えるでしょう。
さらに、従来の楽曲のダウンロードサービスに加え、Qobuzが提供する8,000万曲以上のハイレゾやCDクオリティの楽曲をストリーミングで楽しむことができる新たなサービスも予定されています。
ユーザーへの思い
Qobuzの副CEOであるGeorges Fornay氏は「私たちにとって何よりも重要なのは、Qobuzの技術と編集能力をしっかりと導入し、e-onkyo musicの特質を維持することです。新しい体験を日本のマーケットに提供し、音質には一切の妥協をしません」と語っています。音楽を楽しむ全ての人にプレミアムな環境を提供し、音楽との深い結びつきを育んでいくことを目指しています。
まとめ
この新たな提携により、Qobuzとe-onkyo musicは音楽市場におけるハイレゾ音楽配信の未来に新たな風を吹き込むことでしょう。この動きは、オーディオファンや音楽愛好家にとっても、今後の音楽体験を一新する可能性を秘めています。音楽の楽しみ方はますます多様化していく中で、両社がどのようなサービスを展開していくのか、期待が高まります。
会社情報
- 会社名
-
Xandrie Japan株式会社
- 住所
- 東京都港区東麻布一丁目23番5号
- 電話番号
-