アセントロボティクス、社長交代と新体制の発表

アセントロボティクス株式会社は、2020年8月26日開催の取締役会において、重要な経営陣の異動を決定しました。この異動により、久夛良木健氏が新たに代表取締役兼最高経営責任者（CEO）として就任し、石崎雅之氏が取締役兼最高執行責任者（COO）に就任しました。この交代により、アセントロボティクスは新たな成長局面を迎えることとなります。

久夛良木氏はソニーグループにおいて、プレイステーションの開発を指揮した実績があり、ソニー株式会社の取締役副社長兼COOを2005年まで務めるなど、長年にわたり業界での経験を積んできました。また、ソニー・インタラクティブエンタテインメントの代表取締役会長兼グループCEOとしても活躍し、現在は多くの上場企業の社外取締役やベンチャーコミュニティのサポートに携わっています。2018年からはアセントロボティクスの社外取締役としても経営陣に助言を行い、その知識と経験を役立ててきました。

新たにCEOに就任した久夛良木氏は、次のようにコメントしています。「アセントロボティクスのさらなる飛躍に向けて、チームを強力に牽引し、次世代自動運転システムや多彩な自律ロボット群による未来の到来に期待を寄せています。このタイミングで当社の取り組みを加速し、テクノロジーとビジネスの両面での成長を目指します。」彼のリーダーシップの下、アセントロボティクスは新たな技術革新を追求し、持続可能な未来へと舵をとることが期待されます。

アセントロボティクスは2016年に設立された東京拠点のAIベンチャー企業で、産業用ロボットや自動運転車両向けのAIソリューションに特化した開発を進めています。特に、製造業や自動車業界におけるロボティクスの応用に注力し、AI技術を駆使して自律的な機械が人々や社会に貢献できる未来を描いています。今後も日本発の革新的な技術を世界に提供し、さらなる飛躍を遂げていくことでしょう。アセントロボティクスが描く未来が、ますます楽しみです。