タムロンが12年連続でTIPAアワードを受賞
株式会社タムロンが、世界的に著名な写真・映像関連の「TIPAアワード2025」で二つのレンズを受賞し、12年連続の快挙を達成しました。今回の受賞は、フルサイズミラーレス一眼カメラ対応の「50-300mm F/4.5-6.3 Di III VC VXD(Model A069)」が『BEST SUPERZOOM LENS』、同じくフルサイズミラーレス用の「90mm F/2.8 Di III MACRO VXD(Model F072)」が『BEST MACRO LENS』となっています。
新たな受賞レンズの特徴
BEST SUPERZOOM LENS: 50-300mm F/4.5-6.3 Di III VC VXD
このレンズは、フルサイズミラーレスカメラ向けに設計された軽量でコンパクトな望遠ズームレンズです。50-300mmという広範な焦点距離をカバーしているため、ポートレートから野生動物、旅行写真に至るまで、幅広く活用することができます。リニアモーターフォーカス機構「VXD」により、迅速かつ精密なオートフォーカスが実現されており、手ブレ補正機能「VC」を備えていることから、手持ち撮影でも高精度の画像が得られます。
また、最短撮影距離は22cmで、最大撮影倍率は1:2に達し、ハーフマクロ撮影にも対応。フィルター径はφ67mmで、様々なカメラに合わせやすい仕様です。USB-Cポートが搭載されており、使用者はフォーカス設定ボタンの機能をカスタマイズでき、ファームウェアのアップデートも可能です。更に、APS-Cカメラでも利用でき、35mm判換算で75-450mm相当の焦点距離をカバーします。
BEST MACRO LENS: 90mm F/2.8 Di III MACRO VXD
一方、もう一つの受賞レンズ「90mm F/2.8 Di III MACRO VXD」は、等倍撮影ができる高性能マクロレンズです。このレンズは、驚くほどのシャープネスと美しいボケ味を生み出します。リニアモーターフォーカス機構により、マクロ撮影やポートレート撮影でも、素早く正確に焦点を合わせることができます。
また、このレンズは約82mmのワーキングディスタンスを持ち、昆虫の撮影や古いフィルム、写真プリントの細部を鮮明に再現するのに最適です。低照度でも優れた描写力を保持し、開放F2.8の設定では被写体を際立たせることができるため、どんなシーンでも柔軟に対応します。防塵・防滴構造を持ち、爽やかな携帯性も兼ね備えているため、プロフェッショナルなニーズにも適しています。
TIPAアワードの意義
「TIPAアワード」は、写真、映像業界における製品の優れた品質を称え、消費者にとっての信頼できる指標となっています。最近の調査では、このアワードを業界における卓越性を示す重要な賞であると認識している読者が65%以上に達すると報告されています。
過去の受賞歴
タムロンは、過去にも数多くのTIPAアワードを受賞しています。2014年から2025年まで、さまざまな製品が評価されており、その中には望遠ズームやマクロレンズ、さらには標準レンズも含まれており、多様なニーズに応える製品力を持っています。
株式会社タムロンのビジョン
タムロンは、デジタル一眼カメラ用の交換レンズを中心に、多種多様な光学製品を展開している総合光学機器メーカーです。独自の技術力と創造性を活かし、さまざまな産業への貢献を目指し、環境への配慮も怠りません。カメラ製品にとどまらず、医療、監視、車載カメラなど広範な製品群で事業展開をしています。
お問い合わせ
タムロン製品に関するお問い合わせは、タムロンお客様相談窓口までお電話ください。0570-03-7070(平日9:30~18:00)。