「令和の本音」と花粉症
2025-04-04 09:51:16

3月の社会人に見る「令和の本音」と花粉症事情に迫る

3月の社会人に見る「令和の本音」と花粉症事情



転職サービス「doda」を運営するパーソルキャリア株式会社の匿名相談サービス「JobQ Town」では、社会人のリアルな本音を拾い上げる『ココだけの本音』と題した調査が行われました。2025年3月に実施されたこの調査では、匿名社会人約200人からの声が集められ、特に注目されたのは「花粉症と休暇」「令和への皮肉」「会社主義の実態」という3つのトピックです。

花粉症と休暇利用に関する意識



スギ花粉の飛散が本格化するこの季節、66.7%の社会人が「花粉症を理由に休むことができる」と感じていることが明らかになりました。一方、33.3%は「ならない」と答えており、花粉症を労働環境における理由とすることに対して賛否が分かれている様子が見受けられます。花粉症はもはや国民病とも言える状況であり、多くの社会人がその症状について理解を求める意見が寄せられました。

賛成派の意見としては、「仕事の集中力やモチベーションに影響するため、休暇を取るのは当然」といった声が多かったです。しかし反対派は、「毎年のことなので、事前に対策をしておくべき」とのスタンスを示しました。いずれにしても、企業の理解が求められる問題であることに変わりはありません。

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令和への皮肉



次に注目されたのは、「令和」への皮肉です。調査によると、48.0%の社会人が上司からの「令和だね」という発言について、「皮肉だと思う」と感じていることがわかりました。しかし、52.0%がそうは思わないと答えており、世代間の認識ギャップが浮き彫りになっています。特に20代では83.3%が皮肉と感じており、逆に40代では70.0%が皮肉だと感じないと答えています。

この結果から、上司世代と若い世代の間で「令和」への捉え方に明確な違いが存在することが確認されました。若い社員にとって、この言葉はあまり好意的に受け取られていないという現実があり、上司たちの発言が意図したニュアンスとは異なる形で受け取られているのかもしれません。

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会社主義の実態



最後に、ビジネスシーンにおける「会社主義」についての調査結果が興味深いものです。上司からのグレー行為を指示された場合、28.8%の社員が「実行する」と答える一方、71.2%は「断る」と回答しました。これは、会社のために働くスタンスと個人の価値観の葛藤があることを示しています。

実行派からは、「組織人としての責任がある」といった意見がありましたが、断る派からは「後悔したくない」との強い意志が感じられました。このように、社会人は自分の道徳観と会社の要求の間で揺れ動いていることが伺えます。

過去の経験に基づくコメントは、こちらでチェックできます。

結論



集まったデータは、『ココだけの本音』を通じて社会人の複雑な本音を浮き彫りにしました。花粉症の理解、令和に対する皮肉、そして会社主義の実態は、現代の労働環境においては非常に重要なテーマです。これらの本音を知ることが、今後の働き方を見直すきっかけとなるかもしれません。今後とも『ココだけの本音』が社会人のリアルを浮き彫りにし、労働環境を改善する手助けとなることを期待しています。


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