新たな章が幕を開ける『龍子 RYUKO』第3巻
2026年9月30日(水曜日)、リイド社から人気漫画『龍子 RYUKO』の第3巻が発売される。著者はエルド吉水で、東京藝術大学を卒業し、パブリックアートの制作を行うアーティストであり、漫画界にも新たな風を吹き込んでいる。
この最新巻では、前巻までの横浜での戦いを経て、黒社会「蛇青幇」との闘争が終焉を迎えるものの、主人公の龍子は姿を消す。残された妹分の刺狙里とバレルは、華港という特別行政区で“逃し屋”として働きながら、自由を求める群衆が街を溢れさせる光景の中で日々を過ごす。
彼らの平穏な日々に影を落とすのは、時折強まる政府の弾圧。デモ隊と警察との激しい衝突に巻き込まれてしまった彼女たちは、あえなく身柄を拘束される。その背景には、政府の高官が新たな権力者との密会に臨んでいるという不穏な動きも絡んでいる。
この新たな敵、それは「蛇青幇」の新首領・司徒紫。かつての死闘の記憶を抱える者たちにとって、彼の存在は再び激闘の幕が上がることを告げる。怒り渦巻く都市の片隅で、彼らの運命はどのように交錯していくのか。漫画のストーリーは、誰もが思わず惹きつけられる内容に仕上がっている。
また、今回の発売を記念して、青山ブックセンター本店にて『エルド吉水 原画展』が開催されることが決定。全て手描きのオリジナル原画が展示されるこの機会はファンにとって見逃せないイベントだ。展示会は2026年10月28日から11月10日まで行われ、最終日は17時までの開催となる。
さらに、11月1日にはエルド吉水によるトークイベントとサイン会も予定されており、原画展の特別イベントとして期待が高まる。展示される原画では、エルド吉水の生き生きとした筆致が際立っており、その迫力を直に感じることができるだろう。
そして、この作品は世界12カ国での出版を経て、日本においても多くの評価を受けている。『このマンガを読め!』では第4位、『このマンガがすごい!2024』のオトコ編では13位にランクインするなど、その人気の程が伺える。
特に第3巻では「華港」を舞台に新たに開幕した戦いの背景やエピソードなどが詳しく語られ、読者は物語の深みをさらに理解することができる。担当編集者が聞き手となるトークイベントでは、制作秘話が披露される予定だ。
『龍子 RYUKO』はただのエンターテイメントに留まらず、社会問題や人間心理を描いた作品としても評価されている。激しい戦いを通じて描かれるキャラクターたちの成長や葛藤は多くの読者に共感を呼び起こすだろう。新たな章の幕開けを見逃さず、ぜひ手に取ってその世界に浸ってみてほしい。
関連情報
- - 書籍名: 龍子 RYUKO 3
- - 著者: エルド吉水
- - 出版社: リイド社
- - ページ数: 184ページ
- - 判型: A5判
- - 発行日: 2026年9月30日(水曜日)
- - 定価: 1,480円(税込)
この新たな物語とイベントが、熱狂するファンの期待を一層高めることに間違いないだろう。