福井県の古民家宿がリニューアルオープン！特別室と食事処が新たな魅力を提供

福井県の古民家の魅力を生かした宿泊体験

福井県越前町に位置する「料理宿やまざき」が、特別室「くちなし Kuchinashi」とお食事処「利休 Rikyu」をリニューアルオープンしました。ゆったりとしたスペースと美味しい料理で、訪れる人々に癒しのひとときを提供します。

目に映るのは日本海の絶景

新たに生まれ変わった特別室「くちなし Kuchinashi」は、2階にある2室をつなげた広々とした81㎡の空間です。この特別室からは眼下に日本海が一望でき、四季折々の風景を楽しむことができます。おしゃべりや読書に没頭しながら、目の前の絶景に癒される贅沢な時間を過ごせます。

椅子には松本民芸家具が使われ、お客様は自分の目線に合わせて景色を楽しめるよう配慮されています。さらに、越前漆器や打ち前焼きの洗面鉢、越前和紙を使用した襖など、地域の伝統工芸品が随所に取り入れられ、温かみのある贅沢な空間が実現されました。

料理と共に過ごす穏やかな時

食事処「利休 Rikyu」も快適なダイニングスペースに生まれ変わりました。一人ひとりのプライバシーを考慮した仕切りには柿渋を使用した越前和紙が採用され、栗の木で作られたダイニングテーブルはどっしりとした安定感を提供します。

和室ならではの落ち着いた雰囲気の中で、出来立ての料理を楽しむことができるこの空間は、特別なひとときを過ごすのに最適です。なお、2024年の「越前がに」シーズンの予約も開始され、旬の味覚を存分に堪能できます。主人が競りで手に入れた厳選の越前がにを、料理宿ならではの技で仕立てた逸品を味わえます。

歴史に裏打ちされた宿の魅力

「料理宿やまざき」は、大正元年に創業され、現在の主人は5代目を務めています。2007年には築150年の古民家を移築・再生し、鉄筋コンクリートからより温もりのある木造へと生まれ変わりました。宿づくりには多くの方々が支え、愛され続けてきた背景があります。2010年度にはグッドデザイン賞を受賞し、ミシュランガイドでも評価を得るなど、その実績も高く評価されています。