山形緞通とマルニ木工のコラボクッション
2025年8月22日より、山形緞通とマルニ木工が共同開発したHIROSHIMAアームチェア用クッションが新たに販売されることが決定しました。これは、両社の技術と思想が融合した一品であり、品質やデザイン、使い心地にこだわった製品として、インテリア愛好者に大きな期待が寄せられています。
伝統と現代の融合
マルニ木工は90年以上の歴史を誇り、日本の家具文化を牽引してきました。一方、山形緞通は、自社での一貫した製造工程によって作られる高品質なじゅうたんブランドです。両社は「工芸の工業化」、「品質がデザインに生命を与える」という共通の理念を持ち、職人の技術を活かしながら、現代の生活様式に合った商品作りを続けています。
HIROSHIMAアームチェア用クッションは、そんな両社がお互いの強みを活かしてつくった製品です。座る人の快適さを第一に考えて、椅子の形状に忠実に寄り添うデザインが追求されました。職人が丁寧に仕上げたこのクッションには、使う人々の日常を美しく演出する力が秘められています。
素材とデザインへのこだわり
クッションには、高品質のウールを100%使用したパイルが使われており、基布は全て綿100%となっています。さらに、すべり止めシートもついており、実用性も考慮されています。サイズはW467×D444×H20 mmで、価格は29,700円(税込)となっています。
クッションはアイボリー、ライトグレー、ベージュグレーの3色展開となっており、どんなインテリアにも合わせやすい色合いが揃っています。これにより、さまざまなテイストの空間に自然に溶け込むことができます。
クッション誕生の背景
HIROSHIMAアームチェアがデザインされた際から、クッションのスタイルには特にこだわりがありました。デザイナーの深澤直人氏は、椅子の形に寄り添うクッションを自身の理念をもとに構想し、山形緞通の職人たちと共に初めてその形を実現しました。厚みや手触り、色合いに至るまで、自然で懐かしさを感じさせる仕上がりになっています。
深澤氏はこのクッションについて「道具としての椅子に心地よさを添えるもの」とコメントしており、このクッションが使い手の生活にどのような豊かさをもたらすかを象徴しています。
購入方法と取り扱い店舗
HIROSHIMAアームチェア用クッションは、全国の直営店およびオンラインショップで購入可能です。具体的には、maruni tokyo、maruni osaka、maruni hiroshima、maruni hatsukaichi、maruni fukuoka by weeksの全6店舗で取り扱いされています。いずれかの店舗で実際に触れて、質感やデザインを体感してみてはいかがでしょうか。
このクッションを通じて、山形緞通とマルニ木工の高い技術によるモノづくりの魅力をぜひお楽しみください。日常生活がより豊かになること間違いなしの一品です。