食品ロスを減らす京都発の新野菜保存法『蒸しベジ』登場！

京都市に本社を置く株式会社AIVICKは、地元の野菜を使った冷蔵保存が可能な蒸し野菜セット『蒸しベジ』を2025年3月21日にリリースします。この『蒸しベジ』は冷蔵で3カ月保存でき、特許技術を用いて甘みや栄養を保ちながら手軽に食べられる新しい野菜のストック方法として注目を集めています。

食品ロスの現状と新しい挑戦

日本の家庭からは年間約250万トンもの食品ロスが生じ、その約半分が野菜や果物です。多くの家庭が抱える野菜の使いきれなさや手間を解消するために、『蒸しベジ』は開発されました。忙しい家庭でも手軽に食べられる無添加の野菜として、食卓を支える存在を目指しています。

「シェフの無添つくりおき」というサービスの一環として、契約者限定で数量限定販売されるこの商品は、「忙しい家庭にも安心の食事を提供したい」との思いから生まれました。子どもの野菜嫌いや、毎日使いきれずに残る野菜の悩みをなくすための解決策です。

ボリューム満点の『蒸しベジ』の特長

『蒸しベジ』は、特許技術「ソフトスチーム加工」を利用し、野菜の甘みと栄養素を最大限に引き出すことに成功しました。この技術により、野菜の細胞を壊すことなくじっくり蒸され、しっとりとした食感と豊かな味わいを実現しています。冷蔵保存可能で、解凍不要、調理の手間がかからず、そのままでも味噌汁やカレー、お弁当に加えるだけで簡単に栄養を摂取できます。

地元野菜と環境への配慮

『蒸しベジ』に使用されている野菜は、京都の野菜宅配サービス「坂ノ途中」から取り入れています。化学農薬や化学肥料を使わず、環境に配慮した育て方をしているこのサービスは、持続可能な農業の重要性を訴えています。これにより、普通のスーパーでは手に入らない珍しい品種の野菜を使用することができますので、普段の食卓に彩りを加えることも可能です。

具体的な商品内容

『蒸しベジ』には、人参、大根、さつまいもが含まれており、3月21日の発売に向けて準備が進められています。価格は税込1,380円で、賞味期限は冷蔵で3カ月。新たな「野菜ストック」として、家庭の食卓を豊かにすることを目的とし、持続可能な社会の実現に一歩近づく施策として期待されています。

公式サイトでは、詳しいメニューやサービス内容が紹介されており、忙しい家族に向けた冷蔵宅配食のプランも充実しています。今後、さまざまな食事シーンで『蒸しベジ』がどのように活用されていくのか、ますます楽しみです。