XRパドル、AVR Japanとの提携で新たなXRソリューションを提供開始

XRパドル株式会社が、AVR Japanとのプラチナパートナー契約を締結したことを発表しました。この提携により、同社は遠隔作業支援システム「リモートナカマ」をはじめとするXR製品やサービスの販売を開始します。XRは「拡張現実（AR）」「仮想現実（VR）」「複合現実（MR）」を統括する技術で、現実世界と仮想世界を融合することで新しい体験を提供します。

XRパドルの社名の由来と設立の目的

XRパドルという名称は、拡張現実や仮想現実を意味する「XR」と、船を漕ぐ際のワクワク感を想起させる「paddle（パドル）」を組み合わせたものです。当社は、XR製品やサービスを通じて、産業、医療、教育などの多様な分野で顧客の課題解決を支援することを目的としています。過去にはできなかったことを可能にし、便利なものをさらに便利にするために、AVRJが提供するXRソリューションを通じて社会に貢献していきます。

ショールームのご案内

AVRJが開発した最新のXR製品やサービスを法人向けに展示しているショールームでは、実際に製品を体験し、その場で購入や契約が可能です。ショールーム見学の希望者は、当社のWebサイトからのお問い合わせが必要です。展示製品の一例として、以下のものが挙げられます：

- 遠隔作業支援サービス「リモートナカマ」
- バーチャルリアリティーディスプレイ「zSpace（ズィー・スペース）」
- HTC VIVEシリーズやMeta Quest向けの法人向けVRアプリ
- iPad等で動作する法人向けARアプリ

「リモートナカマ」の詳細

「リモートナカマ」は、AVRJが独自に開発したアプリをインストールしたスマートグラスを使用することで、作業者に対しWebブラウザーを介して音声やARを通じた指示が可能になるサービスです。製造業の組立現場や緊急医療現場など、さまざまなフィールドで熟練者がリモートで作業支援や教育を行えるため、特に注目されています。このサービスにより、現場での効率が向上し、時間やコストの節約も期待できます。