代官山の炭火イタリアン「falò」7年連続ビブグルマン受賞
代官山に位置する炭火を使ったイタリア料理店「falò(ファロ)」が、先日発表された「ミシュランガイド東京2026」にて、7年連続でビブグルマンを受賞したことを報告しました。このビブグルマンは、「価格以上の満足感が得られる、良質な料理を提供する店」に贈られるもので、シェフの樫村仁尊(かしむら・のりたか)氏の技術が評価されました。
賞の授与式は11月23日(日)にOMAKASE by GMOが主催し、falòも招待されました。ミシュランガイドは、店内の炉を囲むカウンターキッチンに注目し、「炭火を操るシェフの姿が印象的で、素材の特性を引き出す料理が魅力」とその評価をまとめています。
2016年の開業以来、falòは“炭火を中心に据えたイタリア料理”を探求し続けてきました。店の中央には大きな炉が設置されており、360度からシェフのダイナミックな調理を楽しむことができます。近火や原始焼、藁焼き、直接炭を当てるなど、その調理法は多岐にわたり、しっかりとした火入れをすることで、食材本来の風味を引き出すことを心がけています。
名物料理の魅力
具体的には、季節を感じさせる前菜は新鮮な魚介類や、旬の野菜を使い、メインディッシュには熟成肉やポルケッタ、冬にはジビエも登場します。特に名物のポルケッタは、じっくりと時間をかけて焼き上げる料理で、その食感と香ばしさが多くの人々を惹きつけています。
また、定番の特製ミートソースのスパゲッティも好評で、様々な部位の粗挽き肉を使用し、肉の旨味を最大限に引き出すことにこだわっています。レストランでは、料理との相性を考慮し、ナチュラルワインを中心に常時20種類以上をグラスで用意しており、お客様に合った一杯を提供しています。
シェフの想い
シェフの樫村氏は、「炭火の香りを軸に、日本の旬をイタリア料理として再構築しています。冬は火がもっとも活きる季節なので、この時期ならではの料理をぜひ味わってほしい」と語ります。料理の背後にある思いや哲学が伝わるようなアプローチが、falòの料理の魅力なのです。
店舗情報
- - 店名: falò(ファロ)
- - 住所: 東京都渋谷区代官山町14-10 LUZ代官山B1F
- - アクセス: 代官山駅から徒歩3分、恵比寿駅から8分
- - 営業時間: 17:00〜23:00(土日祝は15:00オープン)
- - 定休日: 木曜
- - 席数: 30席(カウンター中心/テーブル席あり)
- - コースプラン: 季節のディナーコース¥9,350、12月限定特別コース¥13,500
予約はTORETAまたは電話にて可能で、公式サイトやインスタグラムでも最新情報が発信されています。料理を通じて、訪れた方々に「喜びと感動」を届け続けるのがfalòの目標です。