ニトリが新技術を搭載した冷食専用電子レンジを発表！

株式会社ニトリは、最新の冷凍食品専用電子レンジ「冷食シェフレンジ」を2025年8月上旬に全国の店舗及びニトリネットで販売することを発表しました。これは、家庭での食品をおいしく温めることを目的とした画期的な商品です。

加熱ムラの悩みを解消する新技術

冷凍食品を電子レンジで温めると、どうしても生じる加熱ムラ。熱い部分と冷たい部分が混在してしまうのは、電子レンジの特性によるものです。電子レンジは水分子をマイクロ波で振動させて熱を加えますが、氷はその加熱に時間がかかるため、温まるスピードの差が出てしまうのです。この「冷食シェフレンジ」では、特許出願中の独自の加熱プログラムを導入し、温度検知機能と加熱コントロールにより、均一な温めを実現します。実際の加熱時間がパッケージ記載の時間より長くなる可能性もありますが、これは最適温度に仕上げるための工夫なのです。

使いやすい機能とデザイン

「冷食シェフレンジ」は、操作が非常に簡単です。赤外線センサーによる「自動あたため」機能が搭載されており、食品を入れて「スタート」ボタンを押すだけで加熱を始められます。さらに、よく使う「ごはん」「お弁当」「飲み物」「惣菜パン」については、専用ボタンが設けられているため、特に効率的に温めることができます。

また、忙しい方には嬉しい「時短加熱」モードも搭載されています。900Wの高出力で、短時間で加熱が可能なこのモードは、あたためを開始する前でも後でも設定ができます。対象の設定時間は5分以内で、非常に使い勝手の良い仕様です。