秋の全国交通安全運動における交通安全出発式を開催 - 彌榮自動車の取り組み

秋の全国交通安全運動に向けた取り組み

2025年9月21日から30日まで実施された「秋の全国交通安全運動」に合わせ、彌榮自動車株式会社（ヤサカグループ本社）は、京都府の下京警察署、京都府交通安全協会下京交通安全協会、そして下京ひかり保育園（京都市下京区）と協力し、交通安全出発式を9月25日に彌榮自動車中央営業センターで実施しました。

この取り組みは、春と秋に行われる全国交通安全運動において、地域の警察署と連携し安全運行に関する特別な講習会などを実施してきた彌榮自動車が、今回の出発式の提案を受けたことで実現しました。式典当日は、下京警察署の交通課長が現在の交通情勢について説明し、今回の活動の意義についても触れました。

その後、下京ひかり保育園の園児たちが協力して作成した「リアステッカー」の紹介が行われました。このステッカーは、車両の後方窓に貼付するもので、地域の交通安全を呼びかける役割を果たします。園児たちから運転手に手渡されたステッカーは、その場で車両に取り付けられ、場面は微笑ましいものとなりました。

ステッカー取り付け作業

担当ドライバーと職員でリアステッカーを取り付け

リアステッカーは、現在の交通情勢を考慮に入れてデザインされ、地域の交通安全を啓発するメッセージが込められています。取り付け作業が終わった後、下京交通安全協会の方から、リアステッカー作成に参加した園児の代表へ感謝の意を込めた記念品が贈呈されました。そして、園児や関係者の見守る中、会場を出発する車両が、地域の交通安全を願う気持ちを運びました。

中央営業センターを出発する車両

彌榮自動車は「安全」「快適」「信頼」を大切にし、その象徴として「三つ葉のクローバー」をシンボルマークに据えています。これからも、京都の公共交通を支えることを目指し、安全で快適、そして信頼されるモビリティサービスを提供していきます。

彌榮自動車株式会社の歴史と概要

彌榮自動車は、明治末年に創業し、1945年には京都市内の全てのハイヤー会社を戦時統合して、ヤサカグループの本社として設立されました。「ヤサカタクシー」として知られる当社は、タクシー・ハイヤー事業や観光バス事業、路線バス事業、旅行事業に加え、不動産事業やトヨタ系ディーラー事業など、計7業種15社を展開しており、京都を中心とした関西圏および首都圏で広がりを見せています。創業以来、京都を基盤に100年以上にわたり、先人たちが培ってきた知恵と経験をもとに「移動における価値の追求と創造」をテーマにして、すべての業務に取り組んでいます。