アーシャルデザイン、B.LEAGUE選手向けキャリア研修を実施

アーシャルデザインがB.LEAGUE選手のキャリアを支援

株式会社アーシャルデザイン（本社：東京都渋谷区、代表取締役CEO：小園翔太）が実施した「CAREER INNOVATION研修」は、B.LEAGUEに所属する選手たちに向けた新しいキャリア形成の取り組みです。このプログラムは、若手から現役選手までを一貫して支援する内容となっており、日本のプロスポーツ界でも注目を集めています。将来的には、バスケットボールだけでなく様々なスポーツの選手にも拡大していく計画です。

研修の背景と目的

近年、アスリートたちはキャリアの中で引退後の選択肢や社会復帰の難しさといった問題に直面しています。アーシャルデザインでは、アスリートの価値は単なる競技力に留まらず、「競技力×人間力」であると認識しています。選手たちが現役時代から「人間力」を育むことで、将来の展望を明確にし、その魅力を最大化することを目指しています。

研修プログラムの内容と実施

今年度の研修は、選手の年齢やキャリア段階に応じて体系的に構成されています。以下に、その主な内容を紹介します。

U15/U18選手研修

- 開催日時：2025年5月20日（火）18:30〜20:00
- テーマ：「自分を知り、未来をデザインする」
- 内容：アスリートの社会的価値を理解し、モチベーショングラフを用いた自己理解の深化を図ります。将来的には全国のU15/U18選手に向けたオンデマンド研修として提供する予定です。

新人選手研修

- 開催日時：2025年7月29日（火）～7月31日（木）
- テーマ：「アスリートの社会的価値を知る」
- 内容：新人選手がアスリートの社会的価値を学び、SNSを活用してブランド価値を向上させる方法を探ります。

2～3年目選手研修

- 開催日時：2025年8月5日（火）～8月6日（水）16:00～19:00
- テーマ：「応援される人のプロフェッショナリズム」
- 内容：ステークホルダー視点での課題理解を深め、貢献スタイルを明確化します。

参加選手の体験と成果

研修では、選手たちがモチベーショングラフを作成し、自らのバックグラウンドを振り返るワークショップが行われました。選手同士が自身のストーリーを共有し、互いに理解を深める貴重な時間も設けられました。研修を受けた川崎ブレイブサンダースの米須玲音選手は、「プロアスリートだけでなく、一人の人間としての言動を考えることができた」と語っています。

今後の展望

B.LEAGUEのチェアマン島田慎二氏は、参加選手たちが得られる経験の重要性を強調しました。この研修を通じて、アスリートが現役時代から人生全体のキャリアを考えるきっかけを得られることが期待されます。また、アーシャルデザインの小園CEOは、選手たちが将来「応援される存在」となることが、アスリートとしての最大の強みになると信じています。

この新たな取り組みを通じて、日本のスポーツ界におけるアスリート支援がさらに進化することが期待されています。